2001/06/05 |
十三億円の土地、タダでなぜ旭川荘に
この議会にかかる補正予算の中で、あらためて疑問を感じるのが、新・産業ゾーンの土地の買い入れです。金額にして12億6千万円。3.1ヘクタール。その土地を化粧する費用として8200万円。合計で13億4千万円が支出されます。
この土地は社会福祉法人旭川荘に無償で貸し付けられます。旭川荘はここに福祉の学校を建てるのだそうですが、なぜそうした優遇をするのか、説明が不十分です。はじめ予定をしていたファーマーズマーケットが農協が手を引いたことで出来なくなり、土地が開いたからだけでは理由になりません。旭川荘が世界的に有名?な施設だから、でもなぜ旭川荘に。学校があると地域が活性化するし、学校の誘致に倉敷市では50億円も出しているから。でも、なぜタダなの。
旭川荘の理事長は有名な江草先生です。岡山の福祉の先進者としておそらく歴史に残るでしょう。でも、同時に市長である萩原誠司氏の後援会長です。それであるだけに、十分な理由が必要です。「李下に冠を正さず、瓜田に履(くつ)を納(い)れず」というではないですか。
■六月定例議会 食品のリサイクルなどを質問します
定例6月議会が8日から始まります。私はここで、市政の課題について一般質問をする予定です。初当選以来一度も欠かしたことがないので、41回目になります。
これまでの二年間は市の監査委員をしていた関係で、それと関わりのない方面の質問をして来ましたが、今回からは全ての分野について質問をしていきます。
今度の議会では、実質的に役割を終えている(1)「納税貯蓄組合」などの補助金について (2)採用が止まっている女性消防士について (3)国が制定した
「食品リサイクル法」についてなどを取り上げる予定です。特に、生ゴミのリサイクルをここ二年間のテーマにしようと思っています。「食品リサイクル法」については、先日東京で農水省の担当者にお聞きした話と資料に基づいて質問を組み立てようと思っています。
■臨時議会市民ネットができる 羽場が建設委員に
5月の臨時議会で、委員会の構成や委員長のポストなどの議会構成が変わりました。
羽場がこれまで所属したことがなかった建設委員会に入りました。道路や公園、下水道などを審議します。また、情報化推進語査特別委員にもなりました。
これまで、羽場は「市民クラブ」という7人の会派で活動していましたが、今回あらたに横田悦子さんと下市このみさんが加わり、9名の「市民ネット」という会派で活動することになりました。これで、議会内の発言権が大きくなり、各委員会の情報も取りやすくなりました。
岡山市議会 会派別議員名簿
2001/06/05 |