2001/05/05 |
羽場の二年間のテーマとして 監査の独立と公開に力を入れました
この5月の臨時議会で、議会の構成が変わります。私の監査委員の任も解かれます。この二年間、多くの人に支えられてやってきましたが、それを振り返って見ます。
監査の仕事は、思ったよりずっと大変でした。月に3回から4回は会議や監査などの事務があります。六〇万都市の会計だけでも四〇〇〇億円を越す膨大なボリュームです。加えて、最近は住民監査請求があります。在任中に六件の請求がありました。これには六〇日以内に結論を出さなければなりません。
市長からの「監査請求」もありました。これは、趣旨が異なるとして取り上げませんでしたが。また、外部監査制度が導入されて、議会での議論に対応しなければ成りませんでした。監査委員の意見は四人が同一でなくてはならず、その調整に相当の時間がかかったこともあります。
これらを通じて、監査制度の充実を図らなければならないと思いました。そのためには次のような改善が必要です。
まず、行政から独立して仕事をするためにはその人事と予算が市長から独立していることが必要です。監査委員の手に人事権があれば、優秀な職員を持つことができます。プロパー(専門の)職員を雇う権限を与えられるべきです。そのための予算も。
監査委員として何が出来たかと言われると恥ずかしいのですが、その情報を開示することにつとめました。もちろん、秘密事項については「守秘義務」がありますが、公開されているものについては「知ること」が大切です。どんな監査があり、それにどのような意見がついているかは、市政に関係するものにとって知っていて損はありません。これまで、議員でありながら知らなかったことが多すぎると反省しています。
ホームページがやっとできそうです。試作が先日示されました。ここから、監査の結果がダウンロードでさます。
最後の仕事として、「定期監査についての意見」をまとめました。特殊勤務手当てについて改善を求めるものです。一部には波紋を呼ぶかもしれません。
*岡南環境センターを継続することについてのご意見を頂きました。
◎賛成・反対どちらも判断しかねているが、羽場市議の良識ある判断を信頼している。(0・K)
◎市・県等 官公庁から出るゴミ問題処理賛成(S・S)
◎現時点では現状の維持が止むをえないと思う。将来に向かって、市民の啓蒙を進めてゆきながらゴミを減らしてゆくしかないと思う。肥料・残飯の処理、行政が筋道を整理して考えていくことも大切。又、消費者だけでなく、生産者側も最終処理やサイクルの事、自らの責任も考えながら、合理化(全体のリサイクル)を考え、行政がまとめ全体としての責任(指揮)を取っていくべきだと思う。(行政が情けない)
◎40億もかけるなら、もっとましなゴミ処理があるんでは?(F・Y)
2001/05/05 |