今回はS市郊外にお住まいのT氏宅に NIRO1000 IntegratedEngine をお持ちします。
T氏は今まで B&W model-808 を Nakamichi PA-50CE 4台でバイアンプ駆動していたのですが、 「とにかく NIRO1000 セパレートのことが気になっていたんですが、予算の面で断念したんです。そこに、この NIRO1000 IntegratedEngine が登場したと聞いて、居ても立ってもいられなくなってしまって…。」 というわけで、NIRO1000 IntegratedEngine を導入されることになりました。
早速2階のプライベートルームへと運び入れ、特製ACケーブル AC-1000R と共にセッティング。 パワーアンプ4台にそれぞれブリッジングアダプターとパワーサプライが4つずつ、それにコントロールアンプという機器だけでもかなりの数を取り外す。 もちろんそれぞれの機器を接続しているケーブルまで考慮すると外すだけでも大変な作業なのだが、T氏の喜ぶ顔見たさに手早く作業を進めるギャラリースタッフ。 そして最後に中央に IntegratedEngine を設置してセッティング完了。さっそく音出しへ。
厚みのある中低域に伸びのある高域、艶やかな弦の響きに美しいピアノの調べが目の前に広がる。 「はっきりいって驚きました。こんな音で鳴るなんて…。NIRO1000 IntegratedEngine のポテンシャルはものすごいですね!」 と、あまりの音にノックアウト寸前のT氏。
「さすが NIRO 製品の実力はケタ違いですね!」と言い、満面の笑みを浮かべながらいつまでも聴き入っていたT氏でした。