本日お伺いするのは、H県の静かな町の住宅街にひときわ大きくて立派な木造2階建ての洋風一戸建てにお住まいのI氏邸。 家の周りには隣接した家が全くない絶好のロケーションで、リスニングルームは30畳ほどもある大きなフローリングのリビングで、 リスニングポイントの上には見上げるほどの大きな空間のある吹き抜けとなっています。
インターネットでオーディオに関する情報を検索しギャラリーを知ったI氏は、奥さんも音楽がお好きでオーディオに興味があり、ご家族でご来店されました。 そして、NIRO1000 IntegratedEngine と B&W Nautilus802 , 801 を聴いて、「今までにこんな素晴らしい音は聴いたことがない!」と、とても感動され、その日の内にスピーカーの色まで打診して帰られました。
今までにも、経営者でもあるI氏は仕事の関係で全国各地に出張に行かれ、その都度当地のオーディオ専門店で色々と数多く試聴されたそうですが、 決してガチガチのオーディオマニアではないI氏ですが、元々感性の高さゆえ「音楽というものは聴けば判るものですね。あの試聴室で聴かせてもらった音が気になり、頭から離れなくなってしまって…」と、 一生もののシステムを元々考えられていたI氏は、B&W フルラインナップに近い B&W Nautilus802 , 専用スタンド F-2 , COPPERHED Nautilus Equalizer を導入することになったわけです。
決して軽くはない Nautilus802 を慎重かつ手際よく3人で運び入れ、セットアップの準備に取りかかります。 そして、一通りざっとスタンバイできた後、今回は特別にスピーカー専用スタンド F-2,コパーヘッド等のスペシャルアイテムを、実際に順次確認してもらうことになりました。
まずは全くのノーマル状態からスタート。リファレンスチップ,スピーカー専用スタンド F-2,コパーヘッドと、次々にチューニングを加えるたびに、最初は「いい音ですね。」と笑顔でおっしゃっていたI氏も、最後には「本当に凄いですね。」と、そのあまりの変化に驚かれていたようです。
そして最後に、ギャラリー独自の先ほどまでの現状の音の最終診断チェックで、これから改善すべき点のアドバイスを一言。 「実は床のフローリング等部屋の影響を受けていて、まだ完璧な状態ではないですよ。」ということで、あらかじめ用意していた FLB-II-L というスペシャルフロアーベースをセットし、実験して聴いてもらいました。 すると、すかさずI氏は「これだけ違うと元の状態では聴けませんね。」と半ばあきれ顔でフロアーベースの効果に驚かれ、より完璧なものにされるため FLB-II-L を追加されることになりました。
全てのセットアップが完了した後で、店と同じアンプ NIRO1000 IntegratedEngine を試聴してもらうと、 「この音ですよ!これぞまさしくモニタールームで聴かせてもらったあのままの再現ですね!」と、やや興奮気味のI氏は、 「これを聴いてしまうと元に戻すのが辛くなりますね。今度は絶対にコレですね!」と、早くも次の目標を決められたご様子。
※スタッフ全員奥さんの手料理をご馳走になり、とても爽やかな気分で帰路に着きました。