今回は、NIRO1000 PowerEngine ST と NIRO1000 ControlEngine の組み合わせで B&W model-808 をドライブされているT氏宅に、 大型スピーカー用フロアベース「FLB-U-L」を納品いたします。
T氏宅は山際の清楚な住宅街にある2階建ての立派な注文住宅ですが、さすがに B&W 808 の 30cm ダブルウーファー計4発が完全駆動されれば、一般の住宅よりも強固な床も耐えきれず、どうしても床のフローリングが振動し中低域が増幅気味になります。しかし、2階の床を完璧な音響用に改造するとなると大掛かりな工事になり、費用もかさみます。 そこで、あらゆる条件下でも部屋の音響特性を理想の状態に整えることが出来る必須のアイテム FLB-U-L を使用すれば、いっさい部屋に手を加えることなく、スピーカーの強大なエネルギーを効率良く吸収し、床面に与える一次的な振動の影響をシャットアウトするだけでなく、床面からの二次的な共振干渉をも効果的に防ぐことができます。
「 NIRO を導入する前の振動対策はスピーカー専用台だけで十分だったのですが、NIRO1000 PowerEngine ST と NIRO1000 ControlEngine によって駆動された 808 の音があまりにも凄すぎて中低域が増幅気味になっていたので、『FLB-U-L』の導入を決めたんです。」と、T氏。
※以前スピーカーと同時に導入された 808 専用特注スピーカー専用台は、スピーカーのエネルギーとバランスを有効にコントロールし、フロアーベースへと確実に導くことが出来る優れたノウハウパーツです。さらに FLB-U-L と組合せることで、その効果はよりいっそう完璧なものとなります。
1枚約 12kg の FLB-U-L を2階の部屋まで運び込み、スピーカーの下にセットする。 そして、スピーカーをリスニングポイントに対して最適な位置にくるよう前後左右にミリ単位でセッティングし、いよいよ音出し。 フロアベースをセットしたことでフローリングの振動が全く静まり、本格的に音響対策されたオーディオルームに匹敵するかのごとくの環境になり、中高域と低域のバランスは見事に解決する。 「まるで生々しい楽器の情景が目の前に広がるようで…これは凄い!」と、T氏はその音に完全に酔いしれていました。