本日は、郊外にある住宅地のY氏宅へ NIRO1000 PowerEngine ST を納品。 ステレオパワーを心待ちにしていた様子のY氏は、玄関のチャイムを鳴らすやいなや、すぐに出迎えてくれました。
今回は、重量約80kgの PowerEngine ST を、既存のラックのトップ(ほぼ胸の高さ)に設置のため、いつもよりやや気合いを入れてセッティングにとりかかる。 特製ダブルケーブルサポートを取り付け、アンプ底部にエアーフィルターを装着。
※このアンプは、チムニー効果による自然空冷方式を採用、多重スタック構造の精密な基板類の汚れ防止用になんと抗菌付エアーフィルターを備え、 万全の体制で長期間に及ぶ性能維持に一役買っており、この日本初のハイエンドアンプに対する熱意を感じます。
スピーカー・インターコネクションケーブルの最適なポジションを得るため、他の機器を全面的に配置替え。 限られたスペース内での作業なので、これが一苦労。しかし、それを難無くこなすのがギャラリーのプロスタッフ。
そして、セッティングを終え部屋全体を眺めたところ、6畳の応接間にあの大型 NIRO1000 アンプが見事に溶け込んでいる。 NIRO1000 の理に叶ったこの立体的デザインは、本来大型のアンプであるはずが、わずか 46cm のスペースしかとらず、意外と場所を取らないことに気付く。
※ヒートシンクの外周が約 1.5m あり、従来型のアンプデザインでは奥行 75〜80cm ものスペースを取ることになり、 既製のラックでは間に合わず、部屋のスペースに支障をきたすことを思うと、ゾっとする。
さて、いよいよ音出し。B&W Matrix801 と NIRO1000 PowerEngine ST が奏でる音楽に「いやー、素晴らしい。PowerEngine の凄さはステレオになっても全く変わりませんね。 実のところ、試聴室で聴かせていただいた B&W Nautilus801 とモノラル PowerEngine x2 に比べてスケールダウンするのでは…と心配していたのですが、全く同等と言ってもいいのでは?」と、Y氏は完全に参ってしまった様子。 「ついでに、Matrix801 も Nautilus801 に負けてないのでは?」というセリフまで飛び出して、PowerEngine ST にゾッコン惚れ込んでいるY氏でした。
Top Page [Prev. / Ret. / Next]