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のどかな住宅街の新築一軒屋に奥さん・息子さんと3人でお住まいのH氏には、以前 NIRO1000 PowerEngine ST をお買い上げいただいており、 前回納品時に「本当に大満足です。ありがとうございました。」とのお言葉をいただいていたのですが、今回、なんと NIRO1000 ControlEngine を納品することに!

「『今回完成した ControlEngine とセットでぜひ聴いて欲しい。』と言われ試聴したところ、その音といったら私の想像を超越したもので、 いつもの CD がまるで別物。あまりの素晴らしさに ControlEngine なしでは聴けなくなってしまったんです。 実は、昨年の100インチ3管シアターといい、今年の春の PowerEngine ST といい、物理的に私の限界をすでに超えてしまっているんですが、 限定生産ということで今しか手に入らないとなれば、なんとか気合いで行くしかないでしょう!」と、H氏。

早速、B&W Silver Signature 25 Custom Gold と NIRO1000 PowerEngine ST がある2階のオーディオルーム(約6畳)まで、 総重量約 43kg という NIRO1000 ControlEngine を軽々と運び込み、手際良くセッティングしてゆく。 セッティングと一口に言っても、ギャラリーのそれは単に機器を設置して接続するだけではありません。 すでに設置しているキャスターベースの上に、特注L型アングル台・特製ベースを載せ、ControlEngine をベストポジションにセット。 PowerEngine ST の放熱、ControlEngine に対するワイヤリング、スピーカーと部屋に対するポジショニング等、 すべてが計算に入っている。これが正にプロの仕事なのです。

オーディオケーブルがかなり太いうえに、両方にスタビ付とかなりヘビーなのだが、ハイエンドアンプ初の 5mm 厚特製アクリルケーブルサポートを利用して、 ヒートシンクに一切接触することなくスムースにコネクト。見事にセッティングを完了し、いよいよ音出しへ。

まだエージングも終わっていないというのに、堰を切ったようにH氏がしゃべり始めた。 「なんだこの立体的な音は!小型SP SS-25 が堂々と鳴り、ひとまわりもふたまわりも大きく感じられる。 まさか私の愛機でギャラリーモニタールームの N801 と、ほとんど同じサウンドが聴けるとは!」と、興奮覚めやらぬ様子。

本物のオーディオと本当のプロの仕事というものが真に組み合わさった時、人はここまで心を打たれるものなのです。



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