上敷の話です。
スーパーや、ホームセンターで上敷を買って帰ったのはいいけれど、寸法が合わなかった事はありませんか?上敷の方が小さければ、透き間が空くことを我慢さえすれば敷く事が出来ますが、畳の覗いている部分が日焼けしてしまいますし、部屋のほうが小さいと敷くことが出来ません。無理やりイ草を折り曲げて敷くと、その部分から切れてしまいます。どうして寸法が合わないのでしょうか。
実は畳には数多くのサイズがあります。これだけでも大変なのですが、本間を除いたほとんどのサイズが、この規格どおりには出来ていないことが多いのです。また、近頃は本間で建ててあると言っても、柱間寸法が6尺3寸の、六一間であることもあります。
柱間寸法というのは、柱の中心から中心までの寸法で、畳は柱の内側に敷かれますから、柱の太さだけ狭くなるのです。
畳のサイズ(畳1枚あたり)
種 類 通 称 長 さ 主な使用地域
本間 京間・関西間 191.0(6尺3寸) 95.5 関西、中国、山陰、四国、九州 (柱間寸法6尺5寸)
六二間 佐賀間 188.0 94.0 佐賀、長崎など九州
六一間 安芸間・広島間 185.0 92.0 山陽地方の瀬戸内海に面した地域(柱間寸法6尺3寸)
三六間 中京間 182.0(6尺) 91.0 中京地区、東北・北陸の一部、沖縄
五八間 関東間・江戸間・狭間 176.0(5尺8寸) 88.0 かつては名古屋以東に多かったが、今は全国的に普及。
(柱間寸法6尺)
五六間 団地間・公団サイズ 170.0 85.0 公団公営住宅などの団地住宅、その他の建売住宅。
そこで当社のような別寸上敷の専門店の出番なのです。
当社には本間以外の寸法の上敷の在庫は置いてありません。(特別、単価の低い物は除きます)
なぜならほとんどがそのままでは合わないので意味が無いからです。
そのような場合はお宅の寸法に合わせた上敷をお作りいたします。(納期・約一週間
ご注文をいただくのには畳一枚だけの寸法ではなく、敷いてある畳の敷居から敷居までを測っていただければ結構です。
元々上敷はその性質上畳のようにぴったりと納めるわけにはいきません。ですから、お部屋の縦横それぞれ2〜3ケ所を測り番狭い寸法をご連絡下さい。長さの方は折り曲げしろを追加します。

  寸法の測り方のページへ

極端に斜めのお部屋や出っ張りがあるなど、特別な変寸の場合はご相談下さい。出来る限りの対応をさせていただきます。
廊下敷き大広間の上敷、ショーウインドウの床展示棚の上などの特殊な上敷も出来ます。
また、畳屋さんでも上敷を扱っているところが多いので、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

上敷の種類のページへ  上敷価格表のページへ
表の生地の種類が3種類の種類が3種類あります。
 これも上敷?
 こんな物も作ります。変わり上敷のページへ (工事中)

「YATA’S」「五福通り」 「松島屋」 「上敷」 「センターラグ」 「タップス」 「住所」 「商品」 「メール」