73式大型トラック SKW-464 (AOSHIMA 1/35No.02) |
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アオシマの3トン半を製作しました。
この車両、過去から予告されては消えたり、レジンキットが一時期販売されたりしましたが、やっと普通にキットが手に入る様になりましたね。
3種もバリエーションが展開されていますが、個人的には旧型の丸目が一番が軍用車らしくてイメージが強いのでSKW-464型を選択しました。 今回はせっかくの自国車両なので出来る限りのディテールアップをして製作しています。 まずプラ成型でもっさりしたライトガードや手すりを真鍮線やプラ材自作品でスリム化、省略された箇所のガードも追加しています。 フロントグリルは枠だけのパーツも同封されていますが枠そのものが太くなってしまっているので一体型のパーツの方を開口してエッチングメッシュを貼り込んでいます。 屋根のキャンバス部分のロープにはミシン糸を通しました。 あとはほとんど見えませんが車内の小銃は89式から古い64式に置き換えてみました。 キャビン前面の省略されたパネルラインを追加し、中央の四角パネル状のモールドは厚みがあり過ぎるので切り落としてプラ材で薄く修正しています。 荷台はリアゲート周りにチェーンなどディテールを追加し、荷台下のフックは金属線で細く作り替えています。 シャシー関連では足回りや圧空機器のパイピングも細かく実施しました。 タミヤの自衛隊OD色は明るめにアレンジするとちょうどいい色合いになりました。 塗装は旧式車両らしく劣化が進んだイメージとしていますが、きちんと整備されて汚い状態にはならない様に気を付けています。 箱の側面にある写真をモデルに一部色味を変えるなどOD単色ながら場所により変化を付けています。 フィギュアもOD作業服風の仕上げにしました。 モデルが御殿場の第一戦車大隊所属車なので、足回りの仕上げは前作のM561に続き富士スペシャルです。 箱を開けた際のキットのモールドの印象はややもっさりした感じで心配でしたが、塗装して仕上げてみるとシャープな仕上がりでなかなかのキレです。 作ってみて初めて良さの分かるキットですね。 残り2種類も作り比べてみたいですが、やはりガード類はエッチングパーツが欲しいところです。 時間をおいてアフターパーツが充実するのを期待しつつ、製作のタイミングを考えたいと思います。 (製作 2023年) |
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