Merkava Mk.3D
 (MENG-MODEL TS-001)
 (+Legend LF1250)
 (+EchelonFineDetails D356147)
 (+MENG-MODEL HS-002)
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完成が年を跨いでしまいましたが2013年に最も力を入れて製作していたのがこのメルカバVです。 資料本まで買い込んで細部まで妥協なく製作しました。

キットは話題のMeng製。 これにお気に入りのレジェンドのアップデートキットでデコレーション。 更にエシュロンのデカールを投入しました。 車体はサイドスカートのディテールアップを考慮して足回りの塗装・仕上げ後に組み立て出来るよう上下の分割部を車体先端から機関室ハッチ前の位置に変更しています。 スカートは実際の分割線にそって一旦全部バラバラに切断しフック部分を彫りこみ基部の連結チェーンを追加した後に取り付けています。 砲塔はスモークディスチャージャの蓋と配線を追加、M2にも操作用の配線等を追加します。 砲塔上のアモケース台座は少し浮いた構造になるよう取り付け方法を変更しました。 組み立てが概ね済んだところで上面全体に施されている滑り止めを再現していきます。 まず資料を見ながら滑り止めが塗布されていないところを細かくマスキングします。 マスキングを終えたらヘアスプレーを吹き、すかさず鉄道模型用の砂を上から撒きます。 付きすぎた箇所は砂をかき取って調整し、ちょうどいいところで定着のためサフを吹き固定します。

IDF車両はシナイグレーと呼ばれる独特の塗色が用いられていて再現が難しいと言われていますが、ちょうどタミヤから同じIDF所属のチランが発売されたのでそのレシピを参考にタミヤアクリルを調色しています。 細部は資料本を参考に細かく塗り分けていきます。 調子付けの油彩とピグメントでいつもの様にウェザリングをしていきますがここでも資料本を活用して細かく実車に見られる汚れの特徴を描き込んでいきました。 とにかくキットのクオリティに負けないよう最後まで丁寧な作業を心掛けました。

いつもの倍以上の手間をかけて製作しましたが実車の重厚な雰囲気に少しでも近づけたでしょうか。

(製作 2014年)
MerkavaMk3D-1

MerkavaMk3D-2

MerkavaMk3D-3

MerkavaMk3D-4

MerkavaMk3D-5

MerkavaMk3D-6

MerkavaMk3D-7

MerkavaMk3D-8

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