90式戦車 (TAMIYA MM-No.208) (+TAMIYA MM-No.278) |
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90式戦車を自衛隊の誇る機甲師団第七師団所属車として製作しました。
北方重視のドクトリンはもはや時代遅れ感もありますが北海道で雪中行軍中の様子を再現してみました。 製作の方は純正エッチングを加えた程度でほぼストレート、カモフラージュの追加を考慮したフック類の金属線への置き換え程度のオーソドックスなディテールアップのみです。 冬仕様にするため74式のキットよりスキーや冬季装備のフィギュアを流用しました。 塗装はどんより暗い雪雲の下をイメージしモノトーンで暗めの色調に調色しました。 陸自の冬季迷彩は色々なパターンがあるようですが今回は白色塗料をオーバースプレーしたものとしました。 実際にエアブラシの細吹きでわざとムラが残るようパターンを描き込みました。 控え目のウェザリングを終えた後にレジ袋に自作パンチで穴を開けた偽装布を各部に巻き付け瞬間接着剤で固定していきます。 固定用バンドは熱収縮チューブを裂いたものでゴムの様にしっかりとしたコシがあるので本物の様に偽装布を抑えるテンションを掛ける事ができます。 これを金属線に置き換えたフックなどに通して固定しました。 足回りに絡まった雪はアルテコの粉を木工ボンドで解いたものを塗っています。 いずれも廃品利用ですがそれぞれ違和感のない仕上がりになったと思っています。 富士教導団も地理的に近く実際に見に行った事もあるので今回の冬季戦とは違う形で作り比べてみたいですね。 (製作 2006年) |
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