Leclerc serise2 (TAMIYA MM-No.279) (+TAMIYA MM-No.280) |
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3.5世代という特別枠が設けられる様に従来の第3世代戦車とは一線を画すフランス軍の最新鋭戦車ルクレールをMyコレクションに加えるべく制作してみました。 工作では砲塔を中心に省略されたディテールが多くあるので資料を参考にちまちまと追加工作しています。 車体については外部燃料タンクを搭載しない状態にしたかったので再現されていない受け側の配管やパッドなどを作り起こしています。 フィギュアは付属のものですが少しリラックスしたポーズに変更しました。 フランス軍のNATO迷彩ですが色調に特徴がありグリーンが他国に比べさわやかで明るい色調です。 当然指定色のNATOグリーンではイメージ通りとならないので色々混色して実車の色調に近づく様調整しました。 パターンも直線的でボケ足が短くなっているため、雑誌の記事を参考に練り消しを使ったマスキングで塗り分けています。 半つやのクリアコートでしっとり目のテクスチャにして基本塗装としました。 平時を想定しているのでウェザリングは控え目にしていますがヨーロッパの地質なども考慮してピグメントの色調などはそれに合ったものを選定しています。 あえて汚さないシチュエーションを選んだのには訳があり、それが履帯の塗り分けです。 ルクレールの履板はアルミ合金で出来ているそうですが確かに実車の写真を見ると足元がアルミ独特の銀色に輝いており最新マテリアルっぽい感じが新世代戦車を象徴している様に感じます。 よく観察するとコネクタなどは鉄の様で部品により錆の有無が分かれていますしゴムパットもあるので手間は掛かりましたがそれぞれを丁寧に塗り分けました。 いつもの様なハードなウェザリングを行うとせっかくのチャームポイントが分からなくなってしまうのでこの様な設定としました。 3.5世代戦車の特徴C4I機能を模型で再現する事は難しいので最新テクノロジーのイメージをどう目に見えるカタチにするか自分なりに表現してみたのですが本作から「新しい」感じを読み取って頂けるでしょうか? (製作 2006年) |
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