<2003/1/19>


「クラブボッサ合宿・イン・岡山いこいの村」 (1/4)   Sumiko. 記


 〜8月25日、26日に開かれたクラブボッサ合宿in岡山いこいの村〜
 〜埋もれていた、Sumikoさんの秘蔵レポートです。〜


・岡崎さんと井上さんが帰ってから〜NARUさんとシゲトさんが帰るまで

ブラジルからアメリカ西部へ

 もう時計は午前1時を指しています。翌日の仕事もあるし、NARUさんとシゲトさんはこれから帰る、ということになりました。ところが、演奏やビデオ鑑賞後も楽しかったし、えらく興奮しているフェリーペさんは、二人に「あと10分だけ待って」。みんなにさよならを言って颯爽と出ていったNARUさんとシゲトさんでしたが、数分も経たないうちに部屋へ連れ戻されました。(一瞬、おや?忘れ物?とも思いましたが、「お帰り」と何事もなかったかのように皆にすんなり受け入れられていました。)

 ババっとフェリーペさんが隣りのBox(そうなんです。合宿でのギター発表会は、ホテルのカラオケボックスで行われたのです)へ入っていき、バッグを手に急いで戻ってきました。「10分?」何かと思ったら、フェリーペさんがゴソゴソガサゴソ、おもむろにモデルガンを箱から取り出し、披露し始めたのです。これはワルサーなんとかだとか、中古でいくらしただのなんの。格好よくポーズまでキメ始めちゃうんですよねぇ。確か夜中であるのに、カラオケボックスであることをいいことにバンバン音を出し始めちゃうし、ここはどこ?って感じ。私がもし良い子の学校の先生で、こういう生徒達を引率していたとしたら、ちょっとヒヤヒヤしたでしょうねえ。(ちなみに、NARUさんとシゲトさんのお二人も帰るの忘れたみたいで、いつの間にかバンバンやってました。この後に大阪まで(!)帰るというシンさんまで、私にはよく分からないとっておきのポーズをとり始めました。)

 「そうだった、ここはサンパウロでもリオでもミナスでもなかったんだわ・・・。」私も無理やり思考を転換すると、よく見ればそこは瞬時にしてアメリカ西部劇場に早変わり。バキュンバキュン、ヒョエ〜イの叫び声もなんら違和感なく、いつも通りの当たり前のような日常が広がっていましたねえ。年々視力が落ちてきたのか、皆がブーツを履いて馬にまたがっているように見えたりもしました。 一通り遊んでフェリーペさんもご満足。やっとNARUさんとシゲトさんは帰途につけたのでした。(でも確か10分どころじゃなかったよなあ。)

 注:時折フェリーペさんが指に絆創膏を貼っていらっしゃるのは、ギターの練習のし過ぎではなく、何を隠そうこのモデルガン打ちが原因で指を痛めているに過ぎません。





   
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