玉島旧市街地の中心に位置する羽黒神社。
秋季例大祭は10月15日前の土曜日曜。
亀崎、箱部、新町、五楽会、吉浦、上吉浦、福島の7台が出る。
本祭の夕闇迫る頃、かつては通町と新町を隔年で担いでたらしいのですが
今は亀崎・箱部が町内を担いで練り御神輿の巡行を妨げる。
一方、昭和橋に新町・五楽会の2台が並び羽黒神社を目指す



久々井
当地で指折りの大型千歳楽、久々井。
昭和40年代後半にお蔵入りして久しい。
威風堂々とした姿は今も脳裏に焼きついて離れない。
復活の目は無いのか・・・

  


亀崎
久々井と並ぶ大型千歳楽、亀崎。
昔は前後の布団締めが3本。その内、真ん中の1本は白でした。
大きさの久々井、彫り物の亀崎、阿賀崎千歳楽の両雄とされてました。 

  


箱部
昭和40年代。箱部、亀崎、久々井が並んで運行していた。
舗装されて無い道路とモールが時代を感じさせるでしょ
(^^;

  

新町
最近結びをつけた。阿賀崎の千歳楽は元来
5枚布団の括り無しって事になってたはずなんですが
どうなんでしょうね、、、。
小ぶりの千歳楽なんですけど、担ぎ手の元気のよさは当地一。

 

五楽会
秋葉町、丸山、仲買町、幸町、南町の五町で製作。
15日の夕刻新町を通り羽黒神社を目指す。

  

玉島山
竜虎の布団締めは、旧高地千歳楽のもので、古いが逸品。
ここんよこ見ないなぁ〜。

  


吉浦
彫り物はしっかりしています。
ここも途切れることなくずっと出し続けています。

  


上吉浦
H13年、36年ぶりに復活。
長尾(下之町
?)の千歳楽に似せて櫃石島へ発注したと云う。
布団がやけにデカく感じます。^^

  


福島
玉島地区の北東端に位置する福島。
ここも羽黒神社の氏子。知ってた?

昭和50年頃某氏の寄付により製作されたらしい。

  

通町
通町が上成の千歳楽を借りて出した事もあった。

  


狐島
昭和40年代はモールの全盛期であったようです。



昭和40年代写真集



平成十四年
三十年ぶりに保管庫内の「本所」「久々井」を目にする。
左が「本所」右3枚が「久々井」感涙に咽ぶ・・・・。

本所
久々井 久々井 久々井


玉島千歳楽運行地図


=現在運行中 
亀崎
箱部
新町
五楽会
吉浦
上吉浦
福島

=運行中止等 
丸山   
昭和四十二・三年頃一時復活。。其の時昭和橋での並び順は丸山・久々井・亀崎・箱部・西町。
       3・4台作られたらしいがそのうちの1台は水島へ転売された。
秋葉町  
黒崎地区「小原」へ売却。
久々井  最後に出したのは昭和48・9年?現存。

西町   
昭和40年代は爪崎?(富田地区の北川かも?)を借りて出してたようだ。
新樋   
大正時代北木島へ売却されたと聴く。消防器具調達の原資になったらしい。
銀座   
昭和40年代半ば押山のを借りて(or押山へ売却?)二年ほど担いでたな。
本所   
昭和30年代には出していた。旧国道の横断許可が下りなくなり運行中止に追い込まれたとか・・・。 現存。
団平町 
 あったんでしょ? 
通町   
昭和40年代半ば上成の千歳楽を二年(?)程担いでた時期がある。
山下町  
昭和40年代一度だけ見た記憶がある。借りもんだろうけど。 
狐島
    平成に入って運行中止した模様