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ええっと・・・。
スピルバーグさんなので、ある程度、覚悟で(笑)臨んだのだが、いやいや、どうして、きちんと楽しい。
『A.I.』なんぞ、そりゃぁもぉぁ、思い出すのも辛いくらいの難行苦行だったけど、これ、ぜんぜん平気。
ぜったいダメだろうな、と期待(?)してたので、その分、甘めの評価になったキライはあるやもしれないが、わたし的には、コレ、全体的に好印象。
50年後の近未来つー設定で、ハイテク(という言葉自体、もうぜんぜん「ハイ」な感じがしないのだけど)と、一昔前が共存したような、なんとも言えない環境なのが笑えるが、逆にそれっぽくて楽しい。
トムくんのオーケストラのコンダクターのような機械さばきも、なかなかカッコイイしね。
(おいおい、なんか、ちょっと前にこんな格好してませんでした?トムくん、と、突っ込むのもご愛嬌)
で、お話し自体は、「近未来」という部分を削ぎ落としていくと、舞台を、現代にしようが、50年前にしようが、100年前にしようが、はたまた500年前にしようが通用してしまうので、もう、こりゃ、人類普遍の業のようなもんですな。
結局、科学技術がいくら進歩しようとも、悲しいかな人間はそんなに変わらないのよね、つーことですな。
で、ラストの二人。(笑)。
おいおい・・・・。
トムくんってば、ソレでいいわけぇ?なんて思いながらも、うん、まぁ、いっか。うん、いいよね、それでも・・・。
なぁんて、妙に納得したりして(笑)。
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