97/01/05

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 11月議会の個人質問

 「高速道路への課税は」など          市議会議員 羽場頼三郎

11日から個人質問が始まり、私は四番目に登壇しました。県と市は対等のパートナーという基本姿勢で、今後の市政運営をしてもらいたいと前置きをしましたが、対話の県政をかかげながら市長と会おうとしない知事では、羊頭狗肉などといったので、保守系の野次がありました。「そんなのとつきあうのは市長も実際大変だなあ」という気がします。

□羽場 国体の主会場を岡山市に持ってくる必要があるとは思えないが、もし、やめたらどのようなデメリットがあるのか。
■当局 やめることは考えていない。

□山陽自動車道(高速道路)の固定資産税を徴収していないが、東京の日野市のように請求を前向きに考えるべきではないか。
■まだ、償還期間後の料金徴収について決定したわけではないので、課税は見送る。今後は他都市や国の状況を注視する。

 なお、食用油の燃料化については、京都の状況を調査してから質問をすることにし、今回は提言にとどめました。


来年度からの市職員採用 国籍条項の撤廃へ


《11月議会の報告》
自治省の見解変更を受けて、岡山市が職員の採用試験での国籍条項の撤廃をすることを明らかにしました。

 私の個人質問でも用意していましたが、その前に公明・則武宣弘議員の代表質問に答える形で安宅市長が市の姿勢を明らかにしました。地方の自治を進める観点からも、在日外国人の人権保護の観点からも「国籍条項問題」は解決したかったので、大変嬉しいかぎりです。一つ重荷を降ろした感じです。思い起こせば、議員として取り組んだ最初の質問の一つでした。

 これ以外にも、「在日外国人無年金者救済を求める意見書」と「障害者プランへの財政支援を求める意見書」が採択されました。

 水道料金のアップ案も出されましたが、赤字のままでは水の供給に支障が出かねないし、市民の公募で委員を決めるなど、オープンな形で審議がなされたことを評価して、議決に当たり賛成しました。

         報告 羽場頼三郎


97/01/05

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