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 自然還元式トイレ                             
ずーと気になっていた事。それはあいたん村にはトイレが無いのです。 男性は何とかなります。立ちションもなれれば気持ちの良いものです。 大?は山行って穴掘って・・・これも気持ちの良いものです。 ところが女性には辛いものがありますよね。ハウスの中が何となく仮のトイレ?になったりしてたのですが、少し離れた公共施設までトイレを借りに行ってもらったりしてました。 女性のお客さんが少なくなってきたのもこれが大きな原因なのかも?? 家屋も形になってきたので、そろそろトイレを真剣に作ることにしました。 基本的な構想は自然還元なんです。 エネルギーも食物も自然の恵みを授かり、排出物も自然に大切に戻してゆく事が限りある地球を守ると言う事なんでしょうね。微生物とも、もっと仲良くなって、その力を最大限に活用して行くことがその目的達成の手段なんですよね?


 基本構想・目的・理念?
1.コンポストトイレとして堆肥を作る
2.自然還元式トイレの部品を使う。(頂き物)
3.贅沢な広さと空間を作る
4.風倒木を最大限に活用する
5.ピーセンピースの検証をする。
6.自然還元式の畑は食べる野菜を作る
7.居宅とは離して、独立型とする。
8.女性に気持ちよく使ってもらえる事。
 

 大便:コンポストトイレとします。
 使うのはポータブルトイレと漬物容器2個 ポータブルトイレのバケツ?は底を抜きます。 小さな漬物容器も底を抜いて大きな容器の蓋に穴を開け、これに接着します。 建物の床(大引き)にこの蓋と小さな容器のセットを取付て、大きな容器の本体は裏から抜き差しが可能にしました。 セットすると蓋との隙間は約3mm位です。 なるべくハエが入れないようにしたのですが・・・小便等の液体は雨どいを使って自然還元型の便槽に入れます。この部分の汚れと匂いが気になりますが、EM活性液をなるべく沢山使って流てみます。 用を済ました後は噴霧器にてEM活性液で汚れを落し、全体にかけておきます。 大便をする前と後にはEMボカシと混ぜたおが屑を使います。 これはとてもフカフカして見るからに効果がありそうな気がするのです? 
 
     
  漬物樽にバケツが構成部品となります。 樽は裏からスライド交換可能

    
  水分は雨どいで水槽に流れます。 ぼかしは自作のおが屑と米ぬかと

 小便:自然還元式とします。
 リンフォースさんの自然還元式トイレの中古をいただきました。 これは家族4人の通常の生活で大便と小便を処理し2年間頑張ったものです。 さすがに2年間で処理できなくなり撤去させましたが、 今回は小便のみとして、更にトレンツパイプも1本から3本に増やしてあります。更に更に仕様頻度は通常の生活の1/5程度です。従って能力としては今までの数十倍になっていると思います。 小便の後の洗浄液もEM活性液使用です。トレンチパイプは3本のON/OFFが可能です。 もし詰まっても遮断した状態なら数ヶ月で復活するとの事?

 自然還元式部品      便槽埋めました       位置確認
    

  トレンチ位置決め、通常1本を3本に増やして炭や軽石などを巻いて
   

 土をかぶせたらその上に野菜を植えました
  

 建物:丸太小屋+ログ風+?
 今回トイレが何故こんなに長期に及んだのか?それは風倒木を使ったログ風の建物にしたからなんです。まずは丸太を切断して運搬し皮を剥いて2面をカンナ加工し・・・約40本の丸太を部材にする工程だけでものすごい労力でした。 一番費用が発生したのが屋根です。 約4坪ほどのアスファルトシングルと水切りや棟押さえそれからポリカーボの波板等・・・総工事費用は約10万円ほどでしょうか?   

 丸太運搬          皮むき            レベル確認        
    

 硬化の為の保温      土台             棟上
   
 
 屋根組み          ほぼ完成           入口
   
             
 自然還元式+コンポストトイレ自作詳細?記録
 製作時期: 2004年12月着工〜使用開始2005年7月
 製作時間: 2004年12月 約9日 整地、基礎、丸太
         2005年1月  約7日 基礎 土台 丸太
         2005年2月  約7日 棟上
         2005年3月  約3日 丸太加工
         2005年4月  約2日 ピーセンピース4段組立
         2005年5月  約7日 屋根組 張り
         2005年6月  約14日 外壁 便槽 床板
         2005年7月  約10日 トレンチ設置 接続 外壁
         2005年9月現在 外壁仕上げ未  一応完成   
 総工数: 日数カウント約60日間 8時間/日とすると、実質40日ほどの
        仕事だと思います。
 費用: 概算ですが、約10万円ほど 屋根が一番高くて5万円くらい?
感想: 丸太はタダでも使えるまでにはとっても大変です。 でも、やっぱり良いんです。これを2×4などで作れば工期は半分以下で出来たかもしれません。 ログ組をもっと実験的にやりたかったのですが、 ピーセンピース4段でギブアップ! それでも完成品は想像より良い感じで満足してます。 入口周りの屋根やアプローチはまだ未完成です。 


使用方法
 大便と小便を基本的に分けて利用します。 女性に言わせると無理?との事ですが、男性は問題なく可能だと思います? 基本的に微生物を沢山使ってみます。 自然還元式の便槽の水にはEM活性液を入れました(多分希釈度は1/1000位です) 小便の便器洗浄液はやはりEM活性液の1/500希釈液。この液は自然還元式の便槽に落ちます。 その便槽は液体だけなので好気性微生物の活躍を期待して金魚ポンプでエアーを入れてます。トイレットパーパーはEMトンボを使用、大便はそのまま樽の中へ落してます。大便の洗浄は害虫消毒用の噴霧器を利用してこれもEM活性液(1/100希釈)を使用。小便用のトイレットペーパーは別の入れ物に入れて処理。 大便のボカシ?はおが屑を主成分として、EMボカシを混ぜてあります。
 使用方法は少し複雑なので使用説明書を作成したいと思いますが・・これもなかなかできません

使用経過・観察
2005年8月: 平均すると小便が2日に1回程度 大便は1週間に1回程度となるので、あまりに使用回数が少なくてレポートにもなりそうにないが、トイレに入ると臭いどころか良い香りが漂います? よく分かりません。
小便用の便槽には虫も居ない様子。裏の戸からのぞいても少し濁った感じの液ですが臭いはありません。 大便用の漬物桶は小さなハエ?みたいな虫が時々いるのですが・・こちらも匂いも無くおが屑のみが見えるだけ?とりあえず、現時点では良好です。 
2005年9月: トイレ内部は良い香りが漂い、気温も何故か低くて、とっても良い気分で用が足せます? 8月よりも使用頻度が落ちています。 虫や臭いの発生はありませんが、こんなに使用頻度が低いと逆に心配になります。更にこれから寒くなった時にEM菌達は活動が出来るのでしょうか?便槽を含む床下が温まる方法はないものでしょうか?
2007年5月:随分と更新をさぼってしまいました。使い始めてもうすぐ2年になるんですね。 樽の数は現在8個、12個まで増やそうと思っていますが、どうでしょう? 小便の処理能力は十分すぎる感じです。大便は約1年弱で畑の肥料として使っています。これも具合は良いみたいです。臭いもほとんど気になりません。私はセロリが好きなのでトイレの後ろのセロリの香りがとても好きです。大便の樽は日付順に並べました。 樽の耐久性が気になりますが、これも経過を見てゆきたいと思います。 小ハエが沢山発生する時があります。樽の交換で解消するのですが、完全密閉ではないので、現状では共存するしかないでしょうか? ハーブなんかで対策できないかな?
2009年1月:使い始めてから約3年半ですが、とても快適に機能しております。樽は12個となりました。夏に使った樽は密度が濃いのですが、冬の樽は熟成すると20%ほどの体積になってしまいます。それは畑に入れる場合もありますし、鶏糞や枯葉と混ぜて堆肥にする事もあります。とにかく臭いも元の形も一切無くなります。おしっこの処理に関してもとても順調です。トイレの裏の野菜も元気に育ちますし、便槽の水位にも変化はありません。お客様が使い方が分からずにおしっこ槽に大をしっちゃったりトイレットペーパーを入れたりしちゃいますが、少しですから問題になりません。臭いも時々ちょっと感じますが、基本的にはほとんどありません。費用は基本的にゼロですから、田舎暮らしにはとても良い方法だと思います。