あいたん村ってなに? | |
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名前の由来 | アイターンホーム+ダッシュ村 =あいたん村? |
場所 | 和気郡和気町父井原1403-2 (アイターンホームの所在地) |
コンセプト | まずは自らが自給自足を楽しめる場所。自由な発想で思いついたら即実践!ノウハウ習得とお客様への情報提供及び体験施設、田舎暮らし実践中の仲間との情報交換の拠点とする。 |
目的 | 1、食料・水・エネルギー等の自給具体的に模索し試行する事で検証する。 |
2、循環型の生活環境を目指し、外部に出す廃物を最小限とする事で環境破壊防止に少しでも3、貢献する。 | |
3、樹木・雑草・山菜・落ち葉・竹などを整備管理し、その恵みを最大限に活用する | |
4、炭焼き・陶芸・染物・竹細工・ツル細工・木工・菜園・肥料作り等、楽しみながら実用的なノウハウを得る | |
5、田舎暮らしの実践者は勿論、夢見ている人たちまで、同じ目的を持つ人たちの情報交換の拠点とする | |
6、最小限の現金で豊かな生活を確保すべく、最も原始的で無駄の無い物々交換方式の拠点を目指す。 |
--古民家再生-- 詳細
母屋建物の傷みは激しく、裏の屋根は落ちていました。 全く手探りの状態で、御近所様にも心配されながら修理開始、約7年かかって母屋がほぼ完成。
調子に乗って事務所は約1年で修復完了。
その気になれば、ゴミとしか思えない建物でも蘇ります。
根性と体力と知恵、そして少しの予算。
大切なのは、ただ、ただ、諦めずに継続する事。継続は力なり・・・継続こそ力なり!
「できるかできないか?」より「やるかやらないか?」だと思います。
途中で断念しなければ必ず到達するのだから。
詳細はブログにてご覧ください。
2011年から2016年までの変化を簡単にご紹介
2011年7月
・田中小屋の基礎と材料刻み開始。
2012年11月
・田中小屋、約8割完成
2014年5月
田中小屋、ほぼ完成!
2014年12月
・ガーデンルーム完成しました。
2015年12月
渡り廊下の基礎とコンクリー、中庭も着々と・・・
2016年3月
渡り廊下が形に・・・
2016年6月
中庭もそれなりに・・
次はいよいよ造作最後となる? 母屋西側の物置修繕となる。
今までの作業の集大成なので、如何に効率よく安く綺麗に再生するかを実践したい。
(少し休憩にて、中庭作りで楽しむ事にした)
2018年5月
第一回(初めての)オープンガーデン開催
大先輩の友安Gさんと土と焼き物さんのご指導の元、準備から約8カ月程度で
ギリギリ準備が出来ました。 沢山のスタッフにも助けていただいて大成功〜?
第二回に向けて楽しみながらワンランク上を目指します!
2019年5月
第二回オーブンガーデン開催
ほんの少し庭らしくなってきたが、まだまだこれから〜
それでも昨年に続いて沢山のお客様で嬉しい限りです!
--菜園--
ここはおさるさんも、ヌートリアも鹿も猪も出現します。放っておくと野菜は全部?なくなります。
菜園の周囲全て網を張ってその中で鶏も放し飼いが出来るようにしました。
これなら野鳥は入れないのでインフルエンザ対策にもなりそう?
今後:腐葉土作り、残飯堆肥、鶏糞の有効活用で、こだわりの野菜作り。
・畑の高さを高くしながら水はけ改良する。 葡萄など夏の日陰造り。
・鶏の本格的な放し飼いを可能にする。(本来のニワトリであればムカデも減少するはず)
・畑の野菜をガードしつつ雑草を鶏に食べていただく方法を考えます。
2010年の状況
・菜園は宅地東側から、宅地南の田んぼに移動。借地ですが、無料です、その代わり広大な広さの草刈りが増えました。
・網やトタンでも猪が防げずに、電気柵を設置。結局、家屋を含めて村の全体に電気柵を設置したのです。
・ほんの少しですが、自然農的栽培も試行開始です。(玉ねぎ)
2011年 農業小屋の台風対策
2012年11月の様子
・ついにトラクターを手に入れて、広いところはあっという間に耕せます。
・敷地の周囲に高さ2mのメッシュを設置できたので鹿も猪もシャットアウト。
・電気柵は撤去してすっきりしました。
2014年新しいトラクター 四駆です〜
2014年 トップカー 4輪四駆のダンプです〜
2014年 自走草刈機 スパイダーです〜
2020年乗用草刈機楽に早くて綺麗!
2015年 畑の湧き水対策実施
土手から湧いてくる水でぐちゃぐちゃになり、トラクターも入れない状態を解決するために
暗渠を作り、法面側に山土を入れて法面から約2mほどを果樹園にする工事を実施中。
2016年
湧き水対策も完了し、山土を入れて法面勾配も緩くしたら、果樹を植えた。
現在、菓子クルミ3本、梅3本、大秋柿2本、スモモ2本、桜の木3本が北側の斜面に植えてある。
2018年 農地2反(600坪)取得
家の前に2枚の農地。 オープンガーデンと花栽培を含めて上の農地は既に花畑になっている。
単管で囲んであった害獣対策の囲いは全て解体し、ユンボ小屋の骨組みに利用。(ユンボ小屋は現在作成中11月)
-- トイレ--
自然還元型とコンポストを併用しています。
トイレの裏には水分を処理する為の菜園があります。
ここのセロリは元気です。コンポストは樽の中で約1年かけて堆肥にします。
今後:夏のハエ対策と樽の保管方法には改善の余地がありますが、基本的にはこれで十分実用に耐えられます。
水洗でも無い、汲み取りでも無い、自給自足用のトイレとして、ほぼ満足です。
・お客様対応や雨の日を考えると母屋に水洗トイレも必要です。いずれは水洗も作ります。
・現在、冬は1回/月の樽交換。夏は1回/2月で十分です。
・水が入ると樽の中がぐちゃぐちゃになりますので、置き場所と置き方に注意
2010年の状況
・樽は約13個になりましたが、これで十分回転しそうです。
・木工作業が暫く無いので、おがくずがありません。更に玄米食にしているので米ぬかも少ないのです。
・サンドイッチ状態をうまく作らないと、分解が遅れそうです。その比率にも問題がありそう・・・
・小の方は全く問題無く、順調です。臭いもほとんど気になりません。
・家の中に水洗トイレの設置を本気で考えています。
2011年 建物内部に水洗トイレの設置検討中。
2011年8月、ついに水洗トイレ完成
2018年5月
浄化槽周辺
--お風呂--
浴槽もいただいたものがあります。耐久やメンテナンスを考えるとユニット的な構造が良いのですが、
せっかく田舎暮らしで楽しみながら自分で作るのですから、桧風呂に挑戦する事にしました。
桧の正目、長さが1500mm程度、厚さが30mm程、幅が200mmほどの板材が9枚ほど、
金額にして総額、約12000円也。浴室のパンは頂物、ブロックに、骨組みに桧の内壁等
長府のボイラーに配管パイプなどなど総額で約10万円くらいでしょうか?
2008年 9月16日 初めての入浴
2008年11月16日 3日から4日に一度、水を抜いて扇風機乾燥。 最初は蜜蝋ワックスなどを
塗布したが、ぬめるので暫く中断。 二日以上乾燥すると少し漏れが発生。
毎日のお風呂が楽しくなります。時間もかかりますが、この気持良さを味わうと、煩わしさも忘れます。
今後:使用開始後約半年、浴槽を必要以上に乾燥すると漏れがでます。洗ったら、半日ほど乾燥させて水を張る方が良さそうです。
冬は最長1時間40分ほどかかりますが、夏には30分で沸かすことができます。
・薪の確保が大変ですね。冬の山仕事は暖かいので良いのですが、覚悟も必要です。
・ガス代は真冬の8000円ほどが一年中4000円ほどになりました。それにしてもガスは高いですね。
2010年の状況
・ボイラー内部の掃除が綺麗にできません。水抜き方法やジャバを使用していますが、一度解体して本格清掃が必要かも?
・檜風呂は常に水を貯めています。乾燥すると間違いなく漏れます。
・木の状態は大きな劣化もなくて、十分まだまだ使えそうです。檜の香りもまだ少しあります。
2011年
水を抜くと漏れが発生しますので、基本的に水は常に入れてあります。 約3年になりますが、まだまだ大丈夫そうです。
2014年
水漏れが激しくなり、一度外して部分的に修理実施。
それでも漏れが直らないので、新しいヒノキ風呂の材料手配、 ところが漏れが少なくなり、現状の風呂を継続使用。
2015年
再作予定の檜風呂が修理で復活し、まだ使えそう?
2016年6月
まだ使えております。この調子なら良い様年数10年をクリアできるかも?
2018年11月
なんとついに10年経過、まだ十分使える感じだけどいつ壊れても満足だ〜
--鶏--
鶏は昔からの農家の庭の必須アイテム。 残飯を食べてくれるし、雑草は食べるし、
卵を産んでくれるし・・・のはずが、餌代は卵を買うより高いかも?
シャモ5匹は卵を産まない年になりました。餌は勿論必要ですし、烏骨鶏との相性も悪いのです。
・2008年11月シャモを全て処分しました。食料としてありがたく頂きます。(それが礼儀ですね)
・小屋をくっつけて倍の大きさになりましたが、烏骨鶏も4羽の雄をどうにかしないといけません・・・
今後:鳥小屋の大幅な改造を実施します。将来的には名古屋コーチンが欲しいですね。
2010年の状況
2010年にはほぼ放し飼いを実施していましたが、11月にいきなり獣により全滅。やはり放し飼いは無理があります。
暫く鶏は飼いません。卵を産まなくなった時の処置と雄が増えた時の対処を考えておく必要があります。
--雨水利用--
雨水は貴重な水源です。鳥の飲み水とトイレの洗浄水に利用していましたが、
2007年11月より500リットルのタンクに雨水を溜めています。
これは最初の汚れた水を排除できる装置を付けてあります。
車の洗車からコンクリートをねる時の水や勿論花や野菜の水やりに重宝します。
お風呂にも使えそう?
今後:
・藻の対策
・鶏の自動給水化
・タンク容量の拡大と井戸ポンプ設置
・生活用水への接続を可能にする(切り替えにて
2010年の状況
菜園移動に伴い南の畑にタンク移動して、雨水を溜めることにしました。
トイレの洗浄タンクはとても重宝しています。
2016年
そのままの状態で利用中。
上の池から高低差で給水管を設置したので、通常の水やりは雨水タンク使いません。
池からのホースに空気が入った時等の呼水には必須なのです。
2018年3月
ついに田舎暮らしの後輩にあげちゃいました! 雨水は不要と判断。
もし必要になった場合を考えて、ポンプ付き300リトルタンクは保管してあります。
--山水浄水--
山水はお隣のおばあちゃんが99歳まで長生きした事が全てを物語っているのですが、
雨が沢山降ると水が濁ります。
そこで兼ねてから考えていた生物濾過の簡易装置を作りました。
藻の発生が少ないので、太陽光の当たる場所に作りなおす必要がありそうなのですが、
まずは効果ありそうです。
ついでにいただいてきた、ナショナルの濾過装置を付けました。
それでも大雨時には少し濁ります。
・・2008年9月、砂濾過装置撤去。処理能力不足にて断念。
・2009年1月 TORAYの中空糸膜を使った浄水器を設置。少し高価ですが、菌も除去可能です。
これで一気に使える水となりました。良好です。
・2009年3月 原水の井戸を大掃除。完全ではありませんが、大幅に原水もきれいになりました。
今後:
・原水井戸の完全な掃除を実施
・雨水も含めた全体の給水構想を作成と実施
2010年の状況
・パナソニックの活性炭を利用したフィルターはすぐに詰まってしまうので撤去しました。現在、TORAYの中空糸膜で十分対応できています。
東レのフィルターはさすがです。 助かってます。
2015年
2013年?に中空糸膜のユニット交換を実施、その後、順調に使用しています。
井戸水や湧き水利用の場合には必須ですね。
2016年
冬は寒さのせいか水量が少し減るのですが、春になったら戻りました。
子の調査委なら中空糸膜ユニット交換はもう少し先になるかも?
ユニットの設置方法と開閉式のカバーを作成。良い感じです。
2018年
全体に屋根をつけて、雨でも作業が可能になりました。 浄水器の方向も変えてみました。
中空糸膜は2回目の交換が完了。機械本体は問題無く使えそうですが、バルブが摩耗したのか?少し漏れてる感じ。
--里山整備--
里山整備は人手ではとても大変な作業です。重機があれば簡単に道がつ作れるし、井戸も掘れます
・池までの水戸は完成、軽トラが池まで行けます。
・裏山への道は約50mほど完了。その先は未定
・2009年1月 裏山の伐採実施、薪つくり開始。
今後:竹林の間伐。タケノコ保護とシイタケ栽培
2010年の状況
・裏山の整備はほぼ完了、更に奥に進む事を検討中
・東側の原野整備を開始、鉢巻き道路までの笹を伐採する計画。
2011年
2015年
ついに2代目ユンボ購入。裏山も最終の形に掘削
2016年
全体が雑木の庭に近づいてきました。(一部はイングリッシュガーデン風??)
2017年
近くの友安Gさんを訪ねた時から本格的なガーデン製作が始まった!
中庭のレンガ積みや下の畑をナチュラルガーデンに・・・
花の仲間が手伝ってくれて原型はあっという間に出来ました。
2018年
ついに第一回のオープンガーデン開催、スタッフさんのお蔭で何とか楽しく無事に完了。
2日間で約200人位のお客様でした。 心配された車の整理と駐車場も何とかなりました〜
夢は限りなく沸いてきます。自給自足の理想郷に少しでも近づける様に、毎日?
悩みながら、アイデアを搾り出し少しずつ実現して行きたいと思います。
その過程がこそが田舎暮らしの最大の楽しみなんでしょうね。