090-8990-8240（松島屋）
ＤＵＳＴ＆ＤＩＲＴ ＬＩＶＥ
前売り 2500円
The MARKET（奉還町）
マライカ(NTTｸﾚﾄﾞﾋﾞﾙ・４F）
家庭料理の店・の村
DISC TRANS（表町）
GREEN HOUSE（倉敷）
アッシュ・ダーガンは、ノーザンテリトリーのララキア族（Ｌａｒｒａｋｉａ）の血を引いている。彼の音楽は実にユニークである。ロンドンの音楽組合の音楽家として専門的な教育を受けている一方で、ネイティブ・アメリカンやアジア、インド、南米などの様々な地を旅し、滞在している。こうした経験を通して彼は太古の呼び声がこだまするような、いわば「音楽のタペストリー」を織り上げているのである。
アッシュは生まれてすぐ養子に出され、ニューサウスウェールズとクィーンズランドの州境で育った。しかしそのことはアッシュが２１才の時、政府が養子縁組情報公開禁止令を解除するまで知らされなかった。
それは同時に彼に生みの親を見つけだすことを可能にした。そして自分の本当のアイデンティティとアボリジニの血を引くことを知ったときの驚き。
アッシュは持ち物をすべて売り払い、ノーザンテリトリーへの片道切符を買った。そして彼のお祖母さんが住むアカシア居留区で永く過ごすことになったのだ。
「ディジュリドゥー」とは、オーストラリアの原住民・アポリジニによって数万年前から演奏されてきた世界最古の木管楽器です。
その構造はいたって単純。シロアリが食い散らかして空洞となったユーカリの枝を、一定の長さに切った物で、言ってみればただの筒です。しかし大地の響きにも似た、力強くゆったりとした音色は、聴く者、そして演奏する者を魅了し、夢の世界へと導いてくれます。
演奏には「循環呼吸」という、花から息を吸いながら同時に吹くという、特殊な呼吸法が使われ、この方法によって演奏者は音を研ぎ螺競ることなく、延々と吹き続けることが出来ます。また、エミューや笑いカワセミなど、オーストラリア固有の動物の鳴き真似も、デジュリドゥーの主な奏法の一つです。
さらに、気持ちを落ち着けたり、トランス状態へ入ることを誘導すると言った精神的な作用があることから、メディテーション（瞑想）用の楽器としても注目されています。
