LAV-AT (Trumpeter No.00372) (+Dragon No.3011) |
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在庫消化と言えばコレ、LAVシリーズを外すわけにはいきません。
今回は対戦車型のLAV-ATを製作することにしました。 湾岸戦争での写真に写った車両を再現することを目標に作業を進めます。 といっても大きな改造はなく実車の装備をイメージしたバックなどを追加した程度です。 あと、部品取りされてしまったHMMWVのTOW発射機が残っていたのでこれを移植してディテールアップしました。 塗装は珍しい単色ではない砂漠迷彩です。 実は今回の目的はこの珍しい迷彩パターンで、今まで製作したLAVシリーズと違った仕上がりにしたかったのが狙いです。 パターンを観察してみると標準のNATO迷彩の緑と茶の部分がサンドカラーになっている様なのでまず標準の三色迷彩を塗装した上にサンドカラーを上塗りしています。 ウェザリングも写真を参考に進めますが今回新たに気がついた点がタイヤの汚れ方です。 砂漠地帯で活動していた本車はタイヤに全くと言っていいほど砂や泥が付着しておらずむしろ黒々しています。 どうやらサラサラの砂地だと表面に付着せずむしろタイヤ表面を磨いて逆にキレイになるみたいです、天然のサンドブラストといったところでしょうか。 これを再現するため、まず黒の下地色にバフで退色・劣化の表現をした上でトレッド側に本来のゴム色を復活させる塗装を行います。 具体的には黒のピグメントを擦り付けて仕上げとしています。 普段と重ねる色の順番が逆転することとなりおもしろい発見でした。 湾岸戦争をイメージしやすくするためチョコチップ迷彩のフィギュアもそえましたが現在では完全に過去の装備になっていますね。 車両側はそう大きく変わることはありませんが個人装備なんかは更新が早いのでシチュエーションにあったものをそろえていくのは結構気を使いますね。 (製作 2013年) |
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