「小さな幸せ」

昨今、景気は悪く、悪い感染症が流行り、戦争は始まり、顔をしかめることばかりです。 でも、毎年春はやってきます。私はこの季節と共に2つの楽しみがやってきます。まずは桜です。満開の桜を見上げると「ほ〜 きれいだね〜」という言葉が自然に出てきます。日本人でよかったと思う瞬間です。2つ目は、新しい大きなランドセルを背負って登校している1年生を見ることです。その姿を見るだけで思わず微笑んでしまいます。この2つは毎年変わらず私を和ませてくれます。その他にも日々の生活の中で、心が和むことが意外とあるように思います。こんなことをいっぱい見つけて幸せになったような気持ちになるのは私だけでしょうか。

2003 春
副医院長 飛田晴康