
今回の物語はこーんな感じです。
しばらく連続でやろうと思います!
「三匹の冒険記」(1)
「ここんとこ、最近ひまだなぁ・・・・・・」
と、みゅーたんはため息をつきました。
どうやら、最近はちっとも、ぱっとするような事が
ないみたいです。
そんなみゅーたんがぼーっとしていると、
1階のリビングから、大声が聞こえてきました。
「チェリー君から電話よー!」
お母さんの声のようです。
みゅーたんは慌てて1階に降りていきました。
「もしもし?」
「おっ、みゅーたんか?チェリーだけど。
今から家に来てくれないか?
ほげもげも呼んだから。」
「ああ。わかった。」
みゅーたんは言い終わると、素早く受話器を置き、
外に飛び出していきました。
「あっ、みゅーや。お母さん、でかけてきますからね。」
みゅーたんはお母さんがそう言ったのを、
気にもとめないで走り去って行ってしまいました。
約五分後、みゅーたんはチェリーの家に前にいました。
「お邪魔しまーす。」
「みゅーたん、待ってたぜ。あがれよ。」
と、チェリーは出迎えてくれました。
部屋ではすでにほげもげが待っていました。
三匹は三畳ぐらいの狭い部屋にぎゅうぎゅうになって、
座りました。
そして、しばらくの沈黙のあと、
チェリーが声をひそませて、喋り始めました。
「俺が今日みんなを呼んだのは、理由があるんだ・・・・・・」
さて、チェリーが呼んだ理由とは!?
続く
