ステージング自体はそれまで僕が雑誌等で見聞きしていた通り、多彩なライティングとバックの映像を駆使した幻想的なイメージを、それぞれの曲に合わせて嗜好を凝らしたものでした。バックの映像には、たまに最新アルバムの"Speaking of Now"のジャケットから取ったカットが何度か出てきてはいましたが。
演奏曲はニューアルバムからは全部(だったと思う)、ライブではいつも演ると聞いていた"How Insensitive"、7拍子&5拍子の変拍子の手拍子が会場から沸き起こった"First Circle"、前作から唯一分かった"The Roots of Coincidence"、かなり長いアンコールの拍手の後での"Song for Bilbao"(from Michael Brecker's album, "Tales from the Hudson")。このときはかなりの千両役者ぶりを発揮してくれました(笑)。アンコールの前も後も、メセニーが手を観衆の方に振った後、ゆっくり引き上げる他のメンバーを残して、なぜかダッシュで(?)舞台裏に引き上げて行ったのには他のアーティストとは違う一面でよかった(なんじゃそら)。
あと、自分の持っているメセニーのアルバムを総動員して、記憶を頼りに演奏した曲を探したんですが、"The Heat of the Day(from "Imaginary Day")"、"Question and Answer"、辺りを演ったのではないかと思います(違ってる可能性、多少なりともあり)。一緒に行かれた皆様、「違うんじゃない?」と思われるところがございましたら、大阪支局にご一報を。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□9月21日の概略レポート(?)by 大阪支局でした。
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