<2002/8/28>


  『 岡山 JAZZ フェスティバル 』      □□□□□□□□□□【岡崎彰彦 記】


2002年8月10日(土) 「中国銀行本店前特設ステージ」 での、フェリーペ中村&ブラジリアン・ジャズ・プロジェクト・ライヴの模様を、報告します。

 曲目:

MINHA SAUDADE
VOU TE CONTAR (WAVE)
TARDE EM ITAPOAN
INFLUENCIA DO JAZZ
FLY ME TO THE MOON
VERA CRUZ
DESAFINADO〜GAROTA DE IPANEMA〜MAS QUE NADA


    (順番かなりアヤシイ)


 岡山で本格的ジャズフェスが開催されるのは今年が初めて。そのプログラムの一つとして、フェリーペ中村&ブラジリアン・ジャズ・プロジェクトのライヴが行われました。
夕方まで雨が降ったり止んだり風は強いしという、かなり悲惨な天候だったのですが、 フェリーペさんのライヴが始まる頃は、天気もすっかり回復!日頃の行いが良いから???

 会場は、200席程だったと思いますが、ほぼ満員。我がクラブ・ボッサからも、NARUさん・シゲちゃん・MACさん・SUMIKOさん・いのさん達が大集合。19時頃からライブスタート。構成はギター・ピアノ・ベース・パーカッションという、個人的にはツボを突かれた構成。演奏が始まると同時に、心地良い演奏と会場の夕暮れの雰囲気が渾然一体となり、えもいえぬ気持ちよさ。やはり夏の野外ライヴはいいですね。

 演る側も気持ちよかったと思います。フェリーペさん、MCで「いつも話が長いと言われるので、今日は話は短く」と言われてたのに、気が付くと・・・。最前列のMACさんとsumiさんに「話が長いよ〜」とつっこまれる一幕も・・・(笑)。
でも、フェリーペさんは話が上手ですよね。これも魅力の一つですよね。

 "FLY ME TO THE MOON" ではウクレレも登場!
ノリノリのまま、"VERA CRUZ" で予定の45分を終え、司会のお姉さんがステージに上がろうとしたのですが、客席からはアンコールの嵐。お姉さんは再び退場。そのまま怒濤の"DESAFINADO〜GAROTA DE IPANEMA〜MAS QUE NADA"メドレーに突入。会場のあちこちから手拍子が起こるほど、会場全体が楽しんでいました。終了は20時。きっちり1時間のライヴは熱気が冷めぬまま終了〜!

 個人的な感想を申しますと、このステージでは合計3グループが演奏したのですが、フェリーペさんのステージが 明らかにダントツに盛り上がっておりました。我々以外から手拍子が起こるとは・・・(1拍目・3拍目の「演歌調」だったけど・・・(笑))

 「ボサ好き」とまではいかなくても、心地よい音楽だなあと思ってらっしゃる方は相当多いと思います。実際、今回のお客さんは、私の見る限りでは皆さん楽しそうな表情で聴いていらっしゃいました。そこで、来年は是非、1ステージを開始〜終了までブラジリアン音楽で埋め尽くす「トロピカルステージ」や前夜祭で「ブラジリアンナイト」を行うべきではないでしょうか?
我々の活動次第では、実現不可能ではないと思うのです。「岡山ブラジル化計画」の一環として、私もギター教室一期生としての責任もあるし(?)頑張っていきたいと思っております。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□文責:暴走不良中年・岡崎彰彦




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