<2002/7/31>


ラテンとボサノヴァの夜 ”チボリ公園 ”    【11番改め Sumiko 記】


7/31(水) 「チボリ公園」での、カルロス・オルテガとフェリーペ・中村ライヴの様子を、報告します。

カルロス&ケンタ&フェリーペ 7/31(水)のチボリ公園 行ってきました!この日はメインにギター及びヴォーカルのアルゼンティーナ、カルロス・オルテガを迎え、ベーシストの木村さん、パーカッションにルンバブラザーズ、felipe Jr.のKEITA君、そしてツートップの一人、我らがfelipeさんという編成。シンプルでアコースティックな響きが良かったですねえ。クラブボッサ会員のNARUさん、シゲトさん、暴走中年12番さん、新しく入会された、いのさん、嶋岡さん、そしてmacさんファミリーと最前列に陣取り、少し離れて9太郎さん、カルロスが一年半いた大阪のお店「 テキーラハウス 国境の南 」のガリさんが座し、みんなノリノリで聴いてきました。

カルロス・オルテガ ちょっと遅れて行ったのですが、ちょうどカルロスが登場。こぶしの利いた、アルゼンチンの香りのする独特のラテンボサノヴァが印象的でしたねえ。タンゴでもなく、ボサノヴァでもなく、「ヌーボ・ボサ」の誕生という歴史に立ち会えた気がいたしました。余談ですが、私は日頃felipeさんの声って高いと思っていたんですけど、カルロスと一緒に歌うと低くて実にソフトなんですね。新鮮な発見でした。それと、余談その2ですが、カルロスがあまりに流暢で達者な日本語で曲紹介などしているので、平生つたない日本語使用しかできない私は驚きで腰を抜かしました。後で聞いてみたところ、現在博多在住とのこと。ホッと胸をなでおろしました。(ナンノコッチャ?)

アミーゴス カルロス自身ブラジルの歌手で最も好きと言っているカエターノの曲も飛び出したり、いい感じでしたよぉ。12番さんともちょこっと話したのですが、声質がそもそもカエターノに似ていますね。ステージではfelipeさんがボサノヴァ仕立ての「上を向いて歩こう」を歌ったり、タロルじゃなくてカイシャじゃなくて(名前忘れましたけれど)タイコ(^^;)を楽しそうに打つ場面もあり、聴いている私達もリズムにノリながら楽しく聴き入りました。"Berimbou"も演奏曲にありましたが、felipeさんは楽器のビリンバウやパンデイロ、ガンザーやレコレコ、アゴゴーなど、打ち系もお得意です。はっきり言って格好いいです。今度どこかのLiveで、いろんな打楽器を持ってきて叩いてくれないかしらン。

全員集合 「最後になりますが」と"Tristeza"が紹介された時、思わず「えぇ〜」って声をあげちゃいました。だってもっと聴きたかったんですもの。「ラヤラーラー、ラヤラヤーラヤーラー」と大合唱して終わったのですが、盛り上がった私達はアンコールを切望して大拍手。一旦裏に下がられたバンドの皆さんでしたが、聴衆の期待に応えて再び登場、"Aqua De Beber"を歌ってくれました。「ヒューッ!」「ブラボォ〜!!」黄色い声や野太い声など甘い渋いが入り乱れ、大きな歓声が起こりました。楽しかったなぁ。あっという間でした。舞台が片付けられた後、皆さんで集合写真をパチリ。


アフターパーティは園内のレストランで。この夜はべースの木村さん他バンドの皆さんともご一緒できてとっても嬉しかったです。(GWの同じくチボリ公園での演奏を聴いて以来、こっそり木村さんのファンになってしまったので、内心ニコニコでした。)9さんとの会話の中で、クラブボッサ発足の経緯もお聞きしちゃいました。(きっかけは出会い系サイト・・・じゃなくて(^^;)南米音楽関係のメーリングリストだったとは。偶然に偶然が重なって・・・云々、詳しくは「クラブ発足の経緯」に載せていただきましょう。皆さんいい加減お知りになりたいでしょうから、NARUさん、ざっくばらんに、早いとこ書いちゃってくださいね。待ってます。)

閉店でいよいよレストランを追い出された良質の大人達は、その後先日行った「らん」へ突入。南米音楽について熱い談義が交わされ、充実した時間が過ごせました。「日本では今のところ一部の人たちが熱心に聴いていて、まだまだ少数派。でも、例えばゲツク(月曜9時)などのトレンディドラマの盛り上がり部分でカルロスの歌が流れたりしたら、たちまち大ヒットするよなあ。」といったfelipeさんのコメント、プロデューサー的能力の一面も垣間見させていただきました。(あ、書いていて思ったのですが、クラブボッサのHPは日ごとものすごい勢いでアクセス数が増えています。もしTV関係の方がこれをお読みでしたら、このアイデア、ぜひ乗っかってカルロスを起用してみてください。)

お店には例によって(?)零時過ぎまでいてすっかり午前様。皆さんに不良主婦のレッテルを貼られ、大変光栄な夜でもありました。(^^;)(不良道、いいんです。音楽も大好きですけれど、私にとってはこういう濃いィ会話の中に居させていただくことも喜びなのです。熱いディスカッションを聞いていると、皆さんの音楽それから南米なるものへの愛情が感じられて、とっても居心地が良かったです。)

今回は、私自身は初めてお会いした9さん、ガリガリの?(^^;)ガリさんともお知り合いになれてラッキーでした。ブラジルが結んだ不思議なご縁ですね。9さん、ブラジルはBauduccoのパウンドケーキ、(落語の表現で)ご馳になりやした。そして、felipeさん、素敵な演奏、これまたたっぷりゴチニナリヤシタ。m(_ _)m




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