♪ Beat It by Michael Jackson
マ二アックな旅 パートU
【イタリア】
テラコッタ(赤銅色)の大地にブドウ畑が広がる。
冬の北ヨーロッパからやって来ると、色彩を実感できるし開放的になれる。
【ローマ】はすごい!!
「古代ローマ帝国」の遺跡や彫像がそこかしこ・・・・想像以上だ。
この古代都市を「シーザー(カエサル)」や「クレオパトラ」も歩いたのだろう・・・・
(ちなみにクレオパトラはアイシャドーを初めてつけた人で、正式にはクレオパトラ7世だそうだ)。
私はなぜかウルトラマンを想像してしまう。
イタリアのディナーは最高です。
陽気なハゲのおじさんが、スーツに派手なネクタイでやって来ます。
二流のバイオリン弾きがテーブルを回ります。
ノコギリをこする様な音の演奏にはまいりましたが・・・・
料理も雰囲気もたっぷり楽しめた3時間でした。
もちろんお味は、「ブオ〜ノ」!
【ローマ】のど真ん中に、私の村とほぼ同じ面積の国【バチカン】があります。
この国の衛兵は、昔からスイス人と決まっていて、派手なツートンのコスチュームを着ています。
デザイナーは「ダビンチ」だとか・・・・(記憶違いかな?)。
ピザは【ナポリ】で食べると決めていた。
この街の裏通りを歩くと「マリア」や「イエス」の像が目立ちます。
背中にポツリ、見上げると太目のおばさんが、渡したワイヤーに洗濯物を干している。
「チャオ」!思わず笑顔を返してしまう。
アンチョビー入りでモッツァレラたっぷりのピザを、【サンタルチア海岸】を眺めながらパクリ・・・・
定番のカンツォーネを聞きたい気分。
ぺズビオ火山も見える。
もし頂上が残っていたら、きっと富士山にそっくりだったろう。
その山の麓、悲劇の町【ポンペイ】は紀元前8世紀頃の町だとか、石作りで整然としている。
驚くことに、水道設備があったそうだ。
ひょっとして下水も?
興味があったら「娼婦の館」に行ってみてください。
♂と♀の最中をデザインしたタイルが埋め込まれています。
とってもリアルで解かりやすい。
ただ、町の入り口で土産を売ってるおじさんの卑猥な日本語の呼び込みにはきっと閉口します。
「ダビンチ」や「ミケランジェロ」で有名な【フィレンツェ】には復活祭に着いてしまった。
この街は「メディチ家」とルネッサンス、
別名を「花の都」というそうで、丸みを帯びたテラコッタ色の瓦の屋根また屋根・・・・
燃えているみたいです。
とても期待してたのに、
駅から「ドウォモ」(600年かけて作られた大聖堂)まで人の波、ホテルの予約もできそうにない。
困っていたら、モーホの日本人に口説かれた
(そういえばミケランジェロは一生独身だったとか)。
それもこれも、みんなまとめて「ビバ イタリア」である。
【アメリカ】
この国は広すぎる、カリフォルニア(ゴールデン ステーツ)のほんの一部に行っただけだ。
この州の経済力は強大で第二、第三のビル ゲイツが生まれても不思議じゃない。
【サンフランシスコ】は坂の街。
丘の上からダウンタウン越しにシンボルの「金門橋」が見える。
この橋は、大正時代には作られていたそうで、古めかしくて重厚な姿は
「瀬戸大橋」よりずっと大きく感じられる。
【モントレー】に一週間。
「フィッシャーマンズワーフ」のシーフード(特にカリフォルニアロブスター)は最高.
アザラシを見ながら食事・・・・
なんて貴重な体験だ。
文豪のパールバックが「大地」を執筆したのもここら辺りとか。
アメリカンチーズの
「モントレージャック」もここら辺りがルーツかな?
「90マイルドライブ」(記憶が定かでない)はすてきなドライブコース!
オープンカーかローテクのハーレーが似合いそうだ。
白い波頭を見て、映画「ビッグ ウェンズディ」を思い出した。
ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」の世界だ。
【ニュージーランド】
日本と位置的に似ている島国だ(北緯と南緯の違いはあるが)。
解かっていたつもりだが、季節が逆というのはちょっとしたカルチャーショック!
「シルバーフェーン」に「オールブラックス」、「フィッシャーマン」の国。
広葉樹なのに落葉しない?
「キウイー、氷河にフィヨルド、ペンギン」まで?・・???の連続です。
この国の一番の大都会【オークランド】は
ほとんど360度、海に囲まれているオーシャンビューが売り
「Mt.イーデン」頂上から眺める夜景は素晴らしい。
牧草地に放牧されている牛や羊達も、みごとに自然に溶け込んでいて、まったく違和感がない。
田舎育ちの私でも、緑の多さに驚かされる。
【クイーンズタウン】はリゾートの町。
レジャー客やハイカーが集まってくる。
ツアーガイドの店も多く、オプションもバラエティーに富んでいる。
「ジュラシック パーク」の世界を体験できるサバイバルツアーや
クルージング、ジェットボートやカヌー、スキーにバンジージャンプ、はてはスカイダイビングまである。
私はバンジージャンプをやりました。
眼下約50m、口から心臓が飛び出しそうな悪寒と恐怖が堪能できます。
この国の人達はガーデニングが得意!
コンテストもあるそうでさすが英国仕込み!と感心するが、ナショナルカラーが「黒」なのはいったいなんで?
世界に誇る「オールブラックス」が、試合前に踊るマオリ族の戦いの踊り「ハカ」!
「♪がんばって〜、♪がんばって〜」と聞こえるのは、私だけでしょうか?
【オーストラリア】
白いカンガルーがトレードマークの「カンタス航空」に乗れただけで満足!
(世界で唯一墜落事故を起こしてないと、映画「レインマン」のなかで「ダスティー ホフマン」が言っていた)。
コアラやワラビーなどの有袋類のいる忘れられた大陸だ。
【シドニー】で放牧されて、目が点になった(バスに置いてけぼりを食った)。
ここの名物は、11月に行われる同性愛者のヌードパレードか?
とんでもない数だそうだ。
この国では、募金活動のためなら牧師もスッポンポンになるそうです。
理解できん・・異常だ!
【オックスフォード通り】の虹の旗の出ている店は、同性愛者歓迎の印。
でもなんでレインボーなんだ?
夜のキャバレーのナイトショー(ストリップ)は、コミカルで楽しめる。
が、中で営業しているお姉さん達は、やばい感じなので要注意、ボッタクられたら大変だ!
移動はバスで!
ハイウェ-を・・どこまでも地平線が続く・・。
「?・・」なんと、バスはリミッター付きで最高速80Kmとはしゃれにもならん。
でも途中で、
映画「クロコダイル ダンディー」に出てくるドライブインと同じ名前の
「ダイアモンド ウォータークリーク」を見つけて、一人ニコニコ。
きっとパチリだ!
タスマン海の向こうはもう南極、日差しが強いのでサングラスは必需品です。