ローリング・ストーンズ       

        今の舌ローリング・ストーンズは大人の正統派ロックバンドというイメージがある。商業ロックとして、その時代のエッセンスを取り入れ、ロックンローラーとしてのダーティなイメージを壊さず、解散せずに続けている。ビートルズが芸術的・アーティスティックな感じがするのに対し、ストーンズは、正統派ロックンローラーのイメージである。

しかし、昔「悪魔を哀れむ歌」をリリースした頃は、ストーンズのコンサート開始が遅れている時、いらいらした観客が乱闘騒ぎを起こし、警備員に雇ったブラック・エンジェルが、乱闘騒ぎの観客がピストルを出したと思い、射殺してしまう事件がおきて、ストーンズにまつわるブラックなイメージやカリスマイメージができた。ストーンズはその事件に対して迷惑そうというか、心痛めていたのか、困惑した感じのインタビューを受けている。

話は変わって、ローリング・ストーンズのデビューにビートルズは協力している。ビートルズは、デッカ・オーディションで不採用となったが、後で後悔したデッカの社員が、他に才能のあるバンドはないかと聞いたところ、ローリング・ストーンズを紹介されたという。

ローリング・ストーンズのデビューの頃の曲もビートルズは提供している。I Wanna Be Your Manで、ストーンズのメンバーの前であっという間に書き上げたという。それを見ていたストーンズのメンバーが俺たちにもできそうだと作曲をはじめたらしいのですごい影響を与えていることになる。

ローリングストーンズとビートルズは、お互いのレコードセールスを下げないように、レコード発売の時期を少しずらしていたそうだ。

ビートルズの「愛こそはすべて」の衛星中継にミック・ジャガーが参加したり、You Know My Nameではブライアン・ジョーンズがサックスを吹いていたりしている。ローリング・ストーンズ主催のロックン・ロール・サーカスでは、ジョン・レノンがエリック・クラプトンらとダーティ・マックというバンドでヤー・ブルースを演奏している。交流はあるようだが、ミック・ジャガーとポール・マッカートニーの本格的な共演はまだ実現していない。

私は、初めローリング・ストーンズはリズムとか同じような感じの曲が多いななんて何回も繰り返し聴いているうちに、曲のニュアンスの違いも分かってきたり、だんだん心地よくなってきた。そんな風に感じている人は結構多いのではないだろうか。

40年の音楽活動の集大成であるフォーティ・リックス2枚組の発売があった。ベロの中に40と書いてある。公文書でも30年以上保存する文書は少ないと思うが、40年すごい。それはともかく、CD1は60年代のヒット曲で、古い録音のためかCD1のみ最新デジタル・リマスターとなっている。CD2には、70年代以降の曲が入っており、4曲も新曲を入れている。CD2は新曲も入っているせいか、リマスターはなし。CD1とCD2で20曲ずつで40曲と40年にも曲数を合わせているのもしゃれている。
第一線で40年続いているバンドが存在するのはすごいことだ。何と言っても私が生まれた年から音楽活動を続けているのだ。日本公演も大成功に終わり、いつまでバンドとして転がり続けるのか、ロックファンの大きな関心事と言えよう。

リンク:Rollin' Stoned Stones dot Com