明治維新

竜馬写真 明治維新は、日本史でも最も関心の高い時代ではないか。私が関心を持ったのは、司馬遼太郎氏の「竜馬がいく」であった。郷士の身分でありながら、日本の運命を変え、日本のためにその生命を捧げる、なんてかっこいいんだろう。竜馬の功績は、薩長同盟への協力、船中八策、株式会社の前身のような亀山社中、大政奉還のアイディアなどであろう。西郷隆盛や大久保利通がひきいる薩摩藩、高杉晋作がひきいる長州藩などこの時代は、魅力的で何回もドラマ化されている。昔NHK大河ドラマでは、松方弘樹主演の「勝海舟」を見た覚えがある。数年前では、「翔ぶがごとく」が人気があったが、西南戦争が舞台であり、三国志でいくと、孔明の死後蜀が魏に統一されるまでのような感じがする。しかし、三国志よりも、西郷と大久保の対立というキャラクターはしっかりしている。

NHK大河ドラマ「徳川慶喜」も、家康以来の英傑と言われた慶喜の人生だが、中国のラストエンペラー溥儀に比べると随分立派な気がする。それは、ラストエンペラーは幼いうちに皇帝になって革命のため退いたのであり、慶喜は成人してから将軍になり、自ら幕府の歴史に幕をおろしたのであるから、全然違うとはいえる。ラストエンペラーの見せ場は、皇帝から一市民になる過程である。

圧倒的な情報不足の時代に、命をかけて国のために行動する意味とは何かと考えさせられる。正しいと思って行動したことが、後世から見てそうではない場合もあるが、行動したことで変化は起っていくのだろう。命をかけたことが、無駄死であったりすることは仕方のないことなのか。

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