一般職業適性検査

労働省編一般職業適性検査(GATB)は、進路指導用、一般求職者用、事業主用、と種類がある。進路指導用は、中学生以上から使用できるが、中学生用換算と高校生換算の2通りの換算方法がある。進路指導用と一般求職者用は、基本的には同じ問題であり、一般求職者は、高校生用換算で行う。違いは器具検査が進路指導用は第一器具、一般求職者用は第二器具を使う点である。事業主用は会社内での配置を考慮して考えられているが、構成は基本的に同じである。

9種類の職業適性能を測定する。9種類は、さらに認知系、知覚系、運動系の3つに分類できる。

認知系 知的能力(G);一般学習能力。言語能力(V)。数理能力(N);計算能力及び応用問題を解く能力。書記的知覚(Q);文字・文章を校正する能力。

知覚系  空間判断力(S);平面図から立体形を想像する能力。形態知覚(P);図形の細部まで正しく知覚する能力。

運動系 運動共応(K);眼と手先を正確に共応させて作業する能力。 指先の器用さ(F)。手腕の器用さ(M)。

基本的には、時間制限法で正確に多くできると得点が高くなる。

適性能職群は、適性能得点のもつ意味を職業の世界に関連づけられるように職業の側を編成したものである。その職業に必要とされる適性能をピックアップして、その水準を設定する。

職業の成否には様々な要因が影響するため、適性能だけで決まるわけではない。しかし、いかにその職業に興味・関心があっても能力的に適合していなければ結果として失敗に終わる可能性が高いということになる。