私のビートルズ愛聴体験〜海賊盤編〜
アンソロジービートルズ全公式曲、ソロになってからのアルバムを集めたら、やはり次は海賊盤を聴いてみようという気になる。
ビートルズ・アンソロジーが発売される前、比較的安く入手が容易だったのは、アンサーパストマスターズNo1〜9であった。定価2500円程度だが、安売り価格1000円で売っているところが多かった。(今でも、1200〜2000円くらいで手に入る)
しかし今では、ビートルズ・アンロソジーで良いテイクだけ、ダイジェストのように聞ける。
再発されたライブ・アット・ザ・BBCも、以前は海賊盤だけでしか聞けなかった。
他には、ジョン・レノン・ロスト・テープ・シリーズがジョン・レノン物としては決定版であった。No.35まで出ている。大体、1枚3500円ぐらいで売っていた。初めは、レコードで後からCDで発売された。
そして、これもその後正規盤レノン・アンソロジーが発売された。
ポール・マッカートニーの海賊盤もよく出回っている。アウトテイクス集としてマッカートニー2,バツク・トゥ・ジ・エツグ,ロンドンタウン,タツグ・オブ・ウォー、ウーブ・ジューブ、ライブ・アット・グラスゴー、プレス・トゥ・プレイ、キャバーン・ライブ、等は持っているが、他にもあったら教えていただきたい。
ウィングスのアンソロジーも出るらしいので、海賊盤に手を出すのは焦らなくても良さそうだが、全く同じものが出るとは限らないのでやはり内容によっては早く手に入れたい。
(ウィングスのアンソロジー・ウィングスパンは、正規録音が主体になるようだ)
ビートルズ未発表曲は、セツションズという結局おくらいりになったCDが以前は有名であった。それは、1〜2曲を除いて全てアンソロジーで聞くことができる。
ライブの海賊盤はそれこそ、数多く出ている。ラジオ出演物とじては、BBCシリーズで、アット・ザ・ビープ等がよく出回っていたが、それが正規盤で発売され、今はすでに廃盤になっている。

ブッチャーカバー
ジャケットの珍しさでコレクターに人気のあるのが左のブッチャー・カバーだが、米キャピトルが、英でオリジナルで発売されるアルバムの2〜3曲減らし、減らした分がたまったら編集盤を出すという自分たちの作品を切り刻むやり方に抗議したものと言われている。その後は、米もそのようなことはしなくなったそうだ。唯一米の編集盤マジカル・ミステリー・ツアーは、英がEP2枚組と変わった形で出したため、米の方が正規盤CD扱いされている。ちなみに、筆者はジャケットの珍しさより、音源の珍しさのほうに食指が動く。
海賊盤が一番出回っているのは、ゲット・バック・セツション物、であろう。音質の良いものがCDになってから、出回るようになってきた。最近のゲットバック物Thirty-Dayは、10数枚のシリーズなのだから、驚くことにアンソロジー発売の後もより活発化しているようだ。
2000年秋にアンソロジー・ブック、編集盤グレイテストヒットの発売が計画されていたか、それは実現し、グレイテスト「1」は大ヒットを記録した。
それより、早く出て欲しいのが、レツト・イツト・ビーのビデオである。故意に、映画レツト・イツト・ビーだけ、ビデオ化されていないのは、何かの陰謀であろうか?それに、プロモーション・ビデオもビデオ・アンソロジーには一部しか紹介されていなかった。
2003年早々にレットイットビーのフィルスペクターのオーケストラを除いたバージョンが発売されるらしいが、DVDはどうなるか。
モノラルで出ている初期のCDをステレオで出すとか、全部ピーター・コビンのリミックスで再発するとか(ジョージ・マーティンさんごめんなさい。)期待したいところだ。dtsCD5.1chで全アルバム発売されるというのは、いつか期待したい。(ポールのバンドオンザランやビーナスアンドマースのdtsCDも面白かったが、いかにもリミックスがラフであった。ビートルズを汚さないような丁寧なリミックスをして貰いたい。)
2001年のジョージの新作に、ポールとリンゴの3人で製作にたずさわると言うのは噂に終わり、ジョージ亡き後の遺作『Brainwashed』が楽しみである。できたら、ビートルズの第三の新曲も聴いてみたかった。