ものつくりー発明入門その1
キットを買って付ぞくの説明書どおりに作る・・・・・・これでも、ものつくりの楽しさは味わえます。工作技術が必要なもの、手間がかかるものであれば、完成の喜びもひとしおです。さらに大きな喜びを味わう・・・それが発明入門ではないでしょうか。
入門には、いろいろな入り口(門)があります。次に私なりの[門]を紹介(しょうかい)します。
写真は、ホームページ[科学するおもちゃつくり]と[岡山市少年少女発明クラブ]からの引用です。

作りたいものをつくる
たことがある、使ったことがある、などのえんりょはいりません。作り始めましょう。たぶん、何らかの「困難」(こんなん)にぶつかるものです。そこで中止したら、ものつくりは失敗です。再挑戦(ちょうせん)するのなら、失敗ではありません。発明の第一歩です。いつかは完成するはずです。

使いたいものを決める 
それが、工作道具であっても、材料になるものや廃物(はいぶつ)でもかまいません。使いたいものをながめながら、どう使えるのか考えるのです。
 作るもののアイディアが浮かんだら、不足しそうな材料を買い足(た)したり探し集めたりするのです。
 アイディアが浮かばないときには、ホームセンターに行ったり、模型店、電子部品店のショウウインドウをながめるのも楽しいです。
つくり始めて楽しくなったら発明の道にさしかかったといえます。

完成品(の部分)を組み合わせる
日常使っている完成品は、たいていの場合、異(こと)なる働きをするいくつかの部分に分かれます。
このことを利用して合体させると、新しい「もの」が誕生します。
ただし、無理な使い方にならないよう、定格(これからはずれるとだめな値)を守りましょう。

ものつくりで、部分品の性質をしょうずにつかうのは、発明でたいせつなことです。

完製品を改造する
完成品が目的どおり動作する「仕組み」と「原理」を理解しておかねばなりません。完成品を開いてみて、理解できるようであれば、成功へ一歩近づいたことになります。
改造では完成品をこわしてしまうかもしれないスリルがあります。もし、台無しになっても、「趣味の追究」「じゅうじつ感の追及(ついきゅう)」と思えば決してむだではないでしょう。


完成品の使い方を変える

物は使いようとか・・・・
気をつけることがあります。目的外使用をすると、きけんな物があります。
製品には、「目的以外の使用は避(さ)けてください」と書いてあります。これは、使った製品で人がけがをするような事故が起きた場合の法律があるので、書いてあるのだと思われます。
 目的外使用していて起きた事故はおこした人の責任です。製品の仕組みや部分品のことをよく理解した上で使いましょう。


目前のものを改良する
AB
CD
部分品があって、設計図にしたがってものつくりをすると、部分品に対する知識が豊富(ほうふ)になります。
ここまでで満足するのならそれも一つの道です。
しかし、もう一歩前進したくて、「便利なものを作る」などとぼんやり考えていたのでは、何かを生み出すことはできないかもしれません。
 それより、「今あるののを少しでも改良(かいりょう)する」という道を選んだ方が、発明に近づくようにおもいます。材料を変える。大きさを変える。形をかえる。組み合わせを変えるなど、たくさんの方法があります。

上の写真は、「折り紙飛行機を改良する」を試みました。岡山市少年少女発明クラブの皆さんの作品の一部です。紙の軽さはそのままにして、「じょうぶでよく飛ぶ」を目指したものです。

A どうたいつつにすると強くなります。翼(よく)がペラペラなので主翼の中央を接着剤と紙で補強(ほきょう)しました。
 すいちょく尾翼を取り付けにくいので、尾翼の両端をおり曲げてすいちょく尾翼のつもりです。折り紙飛行機より大きく作れ、まっすぐによく飛びました。

B 円筒形がじょうぶだとわかったので、主翼も尾翼も筒(つつ)にまとめました。飛ばすコツさえつかめばよく飛びました。

C主翼のペラペラをささえる小型主翼をつけました。まっすぐに飛ばすのはちょうせいが微妙(びみょう)でしたが折り紙飛行機よりよく飛びました。

D広告の紙をふくらみをつけて二重にすると、じょうぶになり、翼のふくらみにもなりました。どうたいの長さは26cmほどです。作りやすく、よくとびます。この作り方でもっと大きなグライダーができそうです。