ドンホー村の民芸版画
緑色の絹帯をしめたお嬢さん
こんにちは
僕と一緒にミア村に来ませんか
ミア村には伝統的な風習が残っていますよ
村人たちが水浴びを楽しんでいる
ミア村の冷たい川では
民芸版画を商うひとたちが
行き来しています
(バクニン民族詩より)
現在のドンホー村(バクニン州、ツワンタン区、ソンホー)は、古くはマイ村と言っていました。ハノイの東30キロ、ドゥン川の南岸にある小さな村です。この辺りの村には、今でもキンバク地方の古い文化遺産が大事に保存されております。マイ村はそうした村の一つです。
ドンホー民芸版画は、以前から内外の観光客にはよく知られています。この地方独特の形をした版画で、殊に、有名なのは、画材が何から何まで自然のものであるという点です。版画に使われている紙は、「ゾー」という木の樹皮からできています。絵具は、ベトナムでは何処にでもある、種々雑多の木の葉から作りだされたものです。中でも赤色、黒色、白色は、ちょっと変わっていて、赤色は、山や丘の土で、黒色は、竹の葉を燃やしてできる炭で、輝きのある白は貝殻で作ります。
ドンホー版画は、絵具に耐久力があるので、日光にさらされてもなかなか色褪しにくいというのが特徴です。
ドンホー民芸版画の商いは、代々受け継がれてきたものですが、何時始まったかということになると、今生きている年長の作家たちでさえも知らないと言います。この40年間、私たち後継者は、古い絵の見本を集める傍ら、研鑚に励んで、新しい版画を創作してきました。お蔭をもちまして、国の内外の美術家からも絶大な支援を頂いております。
今、ドンホー村では、蒐集した古い伝統的な版画の見本と現代のユニークな作家を積極的に紹介しょうと準備をすすめています。
ドンホー村に、どうぞお出でください。
グエン・フウ・サン
ドンホー村、ツワンタン区、
バクニン州
080-0241-873847