主人公設定(話の進行に従い、変化します)
氏名 | 緋勇 龍麻 |
愛称 | ひーちゃん(東京の人)&たっちゃん(家族) |
異名(悪名) | 明日香の狂戦士 |
《宿星》 | 黄龍の器(陽?) |
出身(転校前住所) | 岡山県岡山市 |
生年月日 | 1980年9月20日 |
血液型 | A型 |
身長・体重 | 176p・64s |
髪・目 | ともに黒、髪は少し長め |
その他身体特徴 | 細身、結構美形(カッコイイ、ではなくキレイだが) 創傷痕(左肩、約15p。第八話参照) 創傷痕(左背中、約25p。第零話にて)創傷痕(左前腕、約6p。第拾参話にて) 創傷痕(左大腿、約3p。第拾参話にて) 創傷痕(右胸、及び右背、約3p。第弐拾話にて) 創傷痕(左肩から右脇腹、約40p。第弐拾話にて) |
《力》及び《力》による特技 | 《氣》・霊体の感知・視認。人以外の存在を見抜く。感情(負)感知 陰《氣》、負の感情の感知による無意識の自己防衛と敵殲滅行動(防衛暴走) 自らの陰《氣》、負の感情に呑まれる事による敵殲滅のためのリミッター解除(虐殺暴走) 結界術初級(第拾壱話以降)、霊体との会話(第拾壱話以降) 活剄(閑話:緋勇家訪問其之四以降) |
趣味 | 読書(考古学関係)、自然散策、寺社仏閣・遺跡巡り |
特技・資格 | 料理、合気道・居合、古武術(陽の技)、普自二免許、英語、スペイン語 |
好きなもの | 果物(梨、干し柿)、お酒(こら、未成年) |
嫌いなもの | 敵意を持つ霊(悪霊)、女装(笑) |
好きな場所 | 見晴らしのいいところ、神聖・清浄なところ(寺社仏閣) |
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背景
赤子の頃、両親と死別。母方の兄の家に預けられたが、小学生の時に事件を起こす。この時友人を失い、家族からも冷たく扱われるようになった。「悪霊憑き」と呼ばれ、疎外、いじめられたのはこの頃から。中学に上がる前に偶然父方の弟、緋勇兵麻に遭遇。龍麻の現状を知り、強引に伯父達から(抵抗されなかったが)引き取った。叔母の真由華、従姉妹の香澄と沙雪ともこの時初めて会った。兵麻は超常の力については理解があった(実の兄、弦麻がそうだったし、本人も《氣》を扱える)し、その妻子も同様だったので少なくとも家族にはすんなりと受け入れられた。特に従姉妹たちは龍麻を気に入り、溺愛する。
しかし中学に入ってからも龍麻は家以外では孤独だった。中学は二つの小学校区からの生徒が通っていたが、その片方がかつて龍麻が通っていた学区であり、「悪霊憑き」の異名は瞬く間に広がった。再びいじめの対象になる龍麻に叔父は合気を仕込み始める。当時の龍麻は体も小さく、腕力も弱かったため、空手、拳法よりは、と判断したのだ。
この時点では、自分で制御できる龍麻の《力》は感知系のものばかりだったので、それを武道に活かすことはできなかったが、それ抜きでも龍麻は十分に上達した。緋勇の血統のなせる業であろうが、こうして力で龍麻をいじめる者は減った。しかし、結局龍麻は卒業するまで一人だった。従姉妹が在校していた時を除いて。
高校生になり、明日香学園に入学。今度は龍麻の評判を聞きつけた不良達が龍麻に絡み始めた。陰湿ないじめは無くなったものの、「悪霊憑き」の噂はすぐに広まる。そして高校2年の冬、再び事件は起きた。
家族
緋勇兵麻(叔父)
弦麻の弟。合気の道場を営む。冷遇されている龍麻を偶然見つけ、強引に養子にした。腕は立つ。一応《氣》も操るのだが、龍麻には教えなかった。弦麻の願いを尊重したわけではなく、龍麻の性格からそれを望みはしないと考えたからである。鳴瀧とも面識がある。実力的には鳴瀧達にやや劣る程度。中国の戦いには参戦していない。
緋勇真由華(叔母)
兵麻の妻。神社の巫女をしていたらしい。特殊な《力》は持っていない。性格はおっとり型。血の繋がっていない龍麻を実の子のように可愛がっている。やや「ずれた」ところがある。
緋勇香澄(従姉)
兵麻の娘。長女。一見大人しめだが、やっぱり緋勇の血筋である。並の男なら2、3人いても簡単に「たたむ」程の実力の持ち主。裁縫が得意で、自分で服を作ったりしている。
夏休み、龍麻との再会を経て覚醒。治癒系能力を持ち、障壁などの防御系に秀でている。腕力は前以上。恐らく素手で人を解体できる。使用武器は棍。
緋勇沙雪(従姉)
兵麻の娘。次女。性格は男勝りだが、女らしさはある。龍麻に料理を教えたのは実はこっち。腕は姉よりも立つ。
夏休み、龍麻との再会を経て覚醒。他者から《氣》を奪取、自分の《氣》に変換して溜め込むことができる。更にそれを他者の《氣》に変換し、与えることも可能。対象によって変換効率が変わる。古武術・陽の技を幾つか習得。使用武器は手甲。