岡山の風土を伝承する民家(住宅)の形
・温暖な地域のため風通しが大切
・木や土による湿度調整
・日差しを遮る深い軒
・夕涼みができる縁側
・黒壁と白壁による街の景観
・平面が田の字プラン
―可変性のある間取り
・土間のある暮らし
・地域の人による家づくり
深い軒は夏の日差しを遮り、冬は住宅の奥まで日が差し込み土間ホールの床に蓄熱させる方法とする。
南―北や2面方向の対角的な開口部また立体的に開口を設けることにより、心地よい風通しのある暮らしが実現できる。
間仕切壁より先に床や天井を仕上げ、その後に間仕切壁を造る。
この床勝ち、天井勝ち方式を採用することで、将来最小限の施工で間取りの変更が容易にできる。