■■『老親』■■ 2002.7.6
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萬田久子演じるセイコさんが小気味いい。
予定外に監督さんが上映会場においでになり、挨拶される。
監督さんの車椅子を押すのは80歳を過ぎたお母様。
40年以上ぶりに親子関係をやり直しているという言葉と映画がだぶる。
作品は、老人の「介護」とかそういう問題のようだが、本質は親と子という人間関係。
夫婦なら離婚しちゃえばアレだが、親子はそうはいかないもんね。
「親である自分」と「子である自分」を問われたようだ。
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