■■『彼女を見ればわかること』■■ 2001.8.3
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うーん・・・・。
上手にまとまってるとは思うけど、つまんない。
穿ち過ぎな見方かもしれないけど、
「どんな女でも、結局、男が必要なんだぜ」
みたいなのが、ぷんぷん、におってくるんだな。(占い師の彼女の恋人が女性という設定は、そのにおい消しみたいな感じにしか思えなかったし。)
冒頭の女性の自殺に関して、キャメロン・ディアス演じる盲目のキャロルは、「男のせいだ」と言い続けるんだけど、そういう見方が全編に流れてるんだよね。
いや、まぁ、それはそれで、いいのだけど、それを、男の口からでなく、うまーく女や子どもを使って言わせているのが、なんとも卑怯に思うのだな。
いっけん、「女性志向の作品」という感じなんだけど、ぜったいに男の感覚だねー、これ。
この主人公たちをそっくり「男」に入れ替えたら、どんな話を作るんだろうか、この監督&脚本のロドリゴ・ガルシアという人は。
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