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バトミントン

練習風景(下津井西小学校)


バドミントンの競技規則

Laws of badminton (IBF): Japanese translation


バドミントン国際協会のルールの訳です。
最新版に改訂いたしました。
付録以降の項目は現在翻訳中です。また、本頁の改訂に伴い、以前の分割版は削除しました。

なお、日本バドミントン協会発行の規則は、以下のホームページ(日本バドミントン協会)
http://www.u-netsurf.ne.jp/nichiba/に掲載されていますので参考にしてください。



This page is Japanese translation of badminton laws (IBF). Original English version is located in the web site of International Badminton Federation. Please visit there if you need the English version.


目次 : CONTENT

  1. コート とコート器具              Court & court equipment
    
  2. シャトル                         Shuttle
    
  3. シャトルのスピードテスト         Testing a shuttle for speed
    
  4. ラケット                         Racket
    
  5.  許可道具                        Equipment compliance
    
  6. トス                             Toss
    
  7. スコアリング システム           Scoring system
    
  8. エンドの交代                     Change of ends
    
  9. サービス                         Service
    
  10. シングルス                       Singles
    
  11. ダブルス                         Doubles
    
  12. サービスコートエラー             Service court errors
    
  13. フォルト(反則)                 Faults
    
  14. レット(停止)                    Lets
    
  15. プレー中と見なされないシャトル   Shuttle not in play
    
  16. プレイの続行, 不謹慎行為, 罰則   Continuous play, misconduct, penalties
    
  17. 競技役員とアピール               Officials and appeals
    

コート審判用指針


定義
プレーヤー:バドミントンをプレーしている人試合:各々のサイドが1人または2人の組に相分かれてバドミントンを競う基本的な競技シングルス:相対するサイドにそれぞれ1人のプレーヤーで行う試合ダブルス:相対するサイドにそれぞれ2人のプレーヤーで行う試合サービスサイド:レシーブサイド:


1. コートとコート用具


1.1 コートは、(ルールの1.5項に決められている場合を除き)図-Aに示すように40mm幅のラインで仕切られたな長方形に配置される。
(訳者補足:シングルスコート=13.4mx5.18m、ダブルスコート=13.4mx6.10m)

1.2 ラインは容易に識別されるもので、できれば白か黄色であることが望ましい。

1.3 全てのラインはそれらが定義するエリアの部分を形成する。
1.4 ポストはコートの表面から高さ1.55 mである。ポールは1.1項に決められているようにネットを張っても、しっかりと鉛直になっているように十分にしっかりしたものでなくてはならない。

1.5 ポストは、シングルスあるいはダブルスのいずれがプレイされる場合においても、図-Aに示すダブルスのサイドライン上に立てられるものとする。

1.6 ネットはダークカラーの細かなコードで作られたもので、メッシュは15mmより小さくなく、20mmより大きくない幅のものでなくてはならない。

1.7 ネットの縦幅は760mmで、横幅は少なくとも6.1メータとする。

1.8 ネットの上端部は、5mm幅の白いテープで縁取り処理されたもので、テープの中をコードあるいはケーブルを通したものとする。このテープはコードやケーブルの直ぐ上に載っていなければならない。

1.9 コードやケーブルはポストの上端にしっかりと引張り、固定されていなければはならない。

1.10 ネットの上端の高さは、コートの中央でコートの表面から1.524mであり、ダブルスのサイドライン上で1.55mとする。

1.11 ネットの端とポストの間の隙間はないものとする。もし、必要であればネットの縦幅の全部分を端部で結びつけられてもよい。


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2. シャトル


2.1 シャトルは天然あるいは人工の材料で作られたものでもよい。どのような材料から作られていようとも、飛行特性は一般的に薄い皮で覆ったコルクに天然の羽根を埋め込んで作られたシャトルと似たようなものでなければならない。

2.2 シャトルはベース中に16個の羽根が固定されたものとする。

2.3 羽根は先端からベースのトップまでを測るものとし、各々のシャトルは同じ長さでなければならない。この羽根の長さは62mmから70mmまでの範囲にあればよい。

2.4 羽根の先端は58mmから68mmの間の直径を持つ円を形作るものとする。

2.5 羽根は糸か他の適切な材料でしっかりと固定されていなければならない。

2.6 ベースは 直径25mmから28mmで、底は丸く、なっていなければならない。

2.7 シャトルの重量は4.74から5.50グラムの間の重量とする。

2.8 羽根付きでないシャトル(ナイロンシャトル)

2.8.1 スカート、あるいは人工的な材料で羽根を模擬したもので、天然の羽根をおきかえたものである。

2.8.2 ベースは2.6項に決められたものと同じとする。

2.8.3 寸法と重量は2.3, 2.4 および2.7 項に従うものとする。しかし、天然の羽根と比べて、合成材料の比重や特性の違いによって生じる変化は、10%までの誤差の範囲内であれば許容される。

2.9 シャトルのスピードと飛行特性、設計に特に変化がなければ、以下の場合に限り組織委員会メンバーの承認のもと、上記の規定に変更が加えられてもよい。

2.9.1 気候や標高により大気の状態が標準のシャトルに適していない場所:

2.9.2 ゲームのおもしろくするため以外の特別な理由が存在する場合:



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3. シャトル速度の試験


3.1 シャトルを試験するために、バックバウンダリーライン上でシャトルがヒットするようにアンダーハンドのフルストロークで行うものとする。シャトルは上向きの角度で、サイドラインと平行な方向に打つものとする。

3.2 正しい飛び方をするシャトルは、図-Bに示すように、もう一方のバックバウンダリーラインの内側530mm以上で、990mm以下の範囲に着地するものとする。


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4. ラケット


4.1 ラケットのパーツについては4.1.1〜4.1.7項に詳述されたもので、図-Cに図示されているものとする。

4.1.1 ラケットの主な部分は、ハンドル(握り手)、ストリング面、ヘッド、シャフト、スロート(喉)、フレームである。
4.1.2 ハンドルはプレーヤーがラケットを握るための部分である。
4.1.3 ストリング部分はプレーヤーがシャトルを打つためのラケットの部分である。
4.1.4 ヘッドはストリング面の境界部分である。
4.1.5 シャフトはハンドルとヘッドを繋ぐ部分である。(4.1.6項参照)
4.1.6 スロート(ある場合)はシャフトとヘッドを繋ぐ部分である。



4.2 ラケットのフレームは、ハンドル部分を含めて全体の長さが680mmを、全体の幅において230mmを越えてはならない。

4.3 ストリング部分

4.3.1 ストリング部分は平らで、フレームにストリング(ガット)を交差させたパターンにして固定されたもの、あるいはそれらがクロスする所で接着または織り込んだものからなるものとする。そのストリングは一般的に均一のパターンで、特に真ん中の部分は他の場所と同等以上に密になっているものとする。

4.3.2 ストリング部分は全体の長さ280mm、横幅で 220mmを越えてはならない。しかし、ストリングはスロート部分となる部分に入り込んでいてもよい、ただしその場合、拡張されたストリング部分の幅が35mmで、ストリング部分の全長が330mmを越えてはならない。

4.4 ラケット

4.4.1 すりへりやきずつき、または振動を単に防止したりするために用いられるもの、あるいはバランスを調整するためのもの、またはプレーヤーの手に紐をかけることによって取り扱いを確かにしたりするために用いられるもので、さらにその目的に対する寸法や取り付け場所が妥当なもの以外の付属物や突起物をつけてはならない。

4.4.2 プレーヤーがラケットの形状を材料的に変えるようなことを可能にするような、いかなるものも取り付けてはならない。


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5. 用具の検定


国際バドミントン協会は、バドミントンのプレーに用いられる全てのラケット、シャトル、用具、プロットタイプの用具が規定に適合しているかどうかに対して検定するものとする。このような検定は協会がイニシャチブを取って行う場合や、プレーヤーや用具の製造者、加盟団体またはその構成員からの正式な申し込み応募によって行われる。


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6. トス


6.1 プレーを開始する前にトスを行い、トスに勝った方が、6.1.1または6.1.2項のいずれかを選択する。

6.1.1 最初にサーブかレシーブをする。

6.1.2 コートの一方、あるいはもう一方のエンドでプレーを始める。

6.2 その場合、トスで負けたサイドは、残された方の選択を行使することが出来る。


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7. 点数の数え方(スコア)


7.1  特に決められていない場合には3ゲームベスト(2ゲーム先取)の試合でプレーされる。

7.2  ダブルスと男子シングルスでは、7.4項に決められた場合を除いて、ゲームは15ポイントを先取した方が勝ちとなる。

7.3  女子のシングルスゲームは、7.4項に決められた場合を除いて、11ポイントを先取した方が勝ちとなる。

7.4  スコアーが14オール(女子のシングルスの場合は、10オール)になった場合には、最初に14(10)を取った方が、7.4.1あるいは7.4.2項の選択を行う。

7.4.1 ゲームを15(11)ポイントまで続ける、すなわち”セッティングをしない”選択
あるいは、

7.4.2 ”セッティング”を選択し、17(13)までゲームを行う。

7.5  ゲームに勝ったサイドは、次のゲームで最初にサービスを行う。

7.6  サービス側のみがそのスコアーに点数を加点することができる。(10.3項、11.4項参照)


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8. エンドの交代


8.1  プレーヤーは次の場合、エンドを交代する:

8.1.1  第1ゲームの最後で;

8.1.2  第3ゲームを行う場合、第3ゲームの始まる前で; そして

8.1.3  第3ゲーム中で, あるいは、1ゲームマッチでは、リードしている方の得点が以下になった時、:

  *11 ポイントゲームでは6点
  *15 ポイントゲームでは8点

8.2  プレーヤーがルール8.1によって示されるようにエンドの交代をしなかった場合、気付き次第プレーヤーはプレーを中断し、そのミスをすぐに訂正する。すでにあるスコアーはそのままとする。


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9. サービス


9.1  正しいサービスでは:

9.1.1  どちらのサイドも、サーバーとレシーバーがそれぞれのポジションに立ったら、サービスを打つのを過度に遅らせてはならない。
9.1.2  サーバーとレシーバーは、対角をなす両サービスコートに、コートの境界線を踏まないように立たなければならない。
9.1.3 サーバーおよびレシーバーの両足の一部は、サービスの始めからサービスが打たれるまで静止した状態でコートの表面に接触したままとなっていなければならない。 (9.6項)

9.1.4 サーバーのラケットは最初にシャトルのベースを打たなければならない。

9.1.5  シャトルがラケットに当たる瞬間には、シャトルの全体がサーバーのウェスト(腰)より下になければならない。

9.1.6 サーバーがシャトルを打つ瞬間には、ラケットのシャフトは下の方向を向いていなければならない。その際、図-Dに示すようにラケットの頭部全体がラケットを持っているサーバーの手全体よりもはっきりと下にあることが認められなければならない。

9.1.7  サーバーのラケットの動きはサービス(9.4項)を始めた後は、サービスを打ち終わるまで前に向かって動きを継続しななければならない。そして、

9.1.8 シャトルの飛び方はサーバーのラケットからネットを越えて飛んでゆき、もしインターセプトされなければ、レシーバーのサービスコート(すなわち、境界線上ないしはその内側)に入らなければならない。

9.2  もしサーバーが9.1.1項から9.1.8項の規定に対して正しくない場合には、攻撃側のフォルト(13項)となる。

9.3 サーバーがサービスを行おうとしてミスした場合にはフォルトとなる。

9.4 プレーヤーが各々のポジションに一旦着いたなら、サーバーのラケットヘッドの最初の前方向の動きはサービスの開始と見なされる。

9.5  サーバーはレシーバーが準備できる前にサービスをしてはならないが、もしサービスがリターンされようとした場合は、レシーバーは準備ができていたものと見なされる。

9.6  サービスは、サービスが開始(9.4項)されてから、シャトルがサーバーのラケットで打たれるか、サービスをしようとしてミスした場合終了する。

9.7  ダブルスでは、パートナーは反対側のサーバーやレシーバーの視界を遮らない限り、どのようなポジションを取ってもよい。


図ーD シャトルを打つ瞬間におけるサーバーの手の位置とラケットの位置



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10. シングルス

    1      サービングコートとレシービングコート

(1) プレーヤーは、サーバーのスコアが、0か偶数のとき、それぞれ右サービスコートでサーブし、レシーブする。
(2)プレーヤーは、サーバーのスコアが、奇数のとき、それぞれ左サービスコートでサーブし、レシーブする。

    2       プレーの手順とコート上のポジション

ラリーでは、サーバーとレシーバーは、シャトルがインプレーでなくなるまで(第15条)そのプレーヤーのサイドのどの位置からでも、交互にシャトルを打つ。

    3       スコアリングとサービング

(1) サーバーがラリーに勝ったとき(第7条第3項参照)、そのサーバーは1点を得ることとする。そして、そのサーバーが、もう一方のサービスコートから、再びサービスする。
(2)レシーバーがラリーに勝ったとき(第7条第3項参照)、そのレシーバーは1点を得ることとする。そして、そのレシーバーが新しいサーバーとなる

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11. ダブルス

  1        サービングコートとレシービングコート

(1)サービングサイドのスコアが、0か偶数のとき、サービングサイドのプレーヤーは、右サービスコートからサービスをする。

(2)サービングサイドのスコアが、奇数のとき、サービングサイドのプレーヤーは、左サービスコートからサービスをする。

(3)サービスオーバーでサービス権が移る場合、新しくレシービングサイドになるプレーヤーは、直前にサーブした同じサービスコートに留まる。レシーバーのパートナーは、その逆の形式を適用する。

(4)サーバーと斜めに向きあっているレシービングサイドのプレーヤーがレシーバーである。

(5)プレーヤーは、そのプレーヤーのサイドがサービスをし得点するまで、それぞれのサービスコートを替えてはならない。

(6)サービスはいかなる場合でも、サービスサイドのスコアによって定められたサービスコートからなされる。(第12条の場合を除く)

   2      プレーの順序とコート上のポジション

サービスが打ち返された後のラリー中のシャトルは、サービングサイドのどちらかのプレーヤーによって打たれ、次にレシービングサイドのどちらかのプレーヤーによって打たれ、シャトルがインプレーでなくなるまでこれを続ける。このとき、プレーヤーはネットをはさんで自分のサイドなら、どの位置からシャトルを打ってもよい。(第15条参照)

   3       スコアリングとサービング

(1) サービングサイドがラリーに勝ったとき(第7条第3項参照)サービングサイドが1点を得る。そして、そのサーバーが再びもう一方のサービスコートからサービスをする

(2) レシービングサイドがラリーに勝ったとき(第7条第3項参照)レシービングサイドが1点を得る。そして今度は、そのレシービングサイドが新しいサービングサイドとなる。

   4        サービスの順序

いかなるゲームにおいても、サービス権は次のように連続して移動する。

(1)右サービスコートからゲームを始めた最初のサーバーから

(2)最初のレシーバーのパートナーへ

(3)最初のサーバーのパートナーへ

(4)最初のレシーバーへ

(5)最初のサーバーへ というように続く

      プレーヤーは、同じゲームで順番を間違えてサーブしたり、レシーブしたり、2回続けてレシーブしてはならない。ただし、第12条が適用された場   合を除く。

       ゲームに勝ったサイドは、次のゲームで最初にサービスをする。ただし、そのとき、どちらのプレーヤーがサーブしてもよく、また負けたサイド      のどちらのプレーヤーがレシーブしてもよい


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12. サービス コート エラー


12.1 サービス コート エラーはプレーヤーが以下の場合に適用される:

12.1.1 間違った順番でサービスされてしまった

12.1.2 間違ったサービスコートからサービスされてしまった、または

12.1.3 間違ったサービスコートに立ったことにより、レシーバーがサービスを受けようと準備し、サービスが始まってしまったとき。

12.2 サービスコートエラーが次のサービスが始まった後に見つかった場合には、エラーは訂正されない。

12.3 サービスコートエラーが次のサービスが始まる前に見つかった場合には、

12.3.1 両方のサイドがエラーを犯した場合には、レット(停止、やり直し)となる

12.3.2 片方のサイドだけがエラーを犯し、ラリーに勝った場合は、レット(停止、やり直し)となる。

12.3.3 片方のサイドだけがエラーを犯しラリーに負けた場合は、エラーは訂正されない

12.4  サービスコートエラーのためにレット(やり直し)となった場合には、ラリーはエラーの訂正でやり直されたものに置き換えられる。

12.5  サービスコートエラーが訂正されなかった場合には、そのゲームのプレーは、新しくプレーヤーのサービスコート(関連する場合、サービスの順序も)を変えないで続行される。


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13. フォルト


以下の場合は、"フォルト"となる、

13.1  サービスが正しくない場合。(9.1項)あるいは9.3または11.3項の場合;

13.2  プレー中に、シャトルが以下のようになった時:

13.2.1  コートの境界の外に着地した場合。

13.2.2  ネットの下や間を通った場合。

13.2.3  ネットを越えなかった場合。

13.2.4  屋根、天井や横の壁に接触した場合。

13.2.5  人やプレーヤーの衣服に接触した場合。

13.2.6  コートのすぐ外側の人やそれ以外のものに接触した場合;(必要であれば、ビルの構造を考慮して、ローカルのバドミントン協会は、その国の協会の拒否権の対象として、シャトルがじゃまなものに接触する場合について規則に従って処理してよい。)

13.3  プレー中において、(ラケットと)シャトルとの最初の接触点が、ネットの打ち手側のサイドでない場合。(しかし、打ち手は打った後のフォローの段階でラケットがネットを越えてシャトルについてゆくのは許される。)

13.4  シャトルがプレー中に、プレーヤーが以下のようになった時::

13.4.1  ネットやポールに、ラケット、人あるいは衣服でに接触した場合。

13.4.2  13.3項に許されているような場合を除いて、ラケットや人でネットを越えて相手側のコートに侵入した場合。

13.4.3  ネットの下側を、相手を邪魔したり、当惑させるようにして、ラケットや人で相手側のコートに侵入した場合。あるいは、

13.4.4  相手側への妨害、すなわち、ネットを越えたシャトルについてくるような相手側の正当なストロークの妨害。

13.5  プレー中に、プレーヤーが故意に叫んだり、身振り(ジェスチャー)のような動作で相手を当惑させた場合。

13.6  プレー中に、シャトルが以下のようになった時:

13.6.1  ストロークの実行中にラケットに捕まるか、保持されてから、投げ出された場合。

13.6.2  同じプレーヤーが二度のストロークで続いて2度、打った場合(ひとりのプレーヤーが一度のストロークで2度ヒットするのはフォルトではない。)あるいは、

13.6.3  プレーヤーとプレーヤーのパートナーによって続いて打たれた場合。あるいは、

13.6.4  プレーヤーのラケットに接触し、引き続きそのプレーヤのコートの後ろに向かって行った場合。

13.7  プレーヤが、16項の規定に対して違反を、繰り返し、しつこく、執拗に犯した場合。

13.8 サービスで、シャトルがネットにかかったり、トップに載ったり、ネットを越えてからネットに引っ掛かった場合、


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14. レット(停止)


14.1 "レット"は審判によって、あるいは(審判がいない場合には)プレーヤーによってプレイを停止するために宣言される。

14.2 "レット"は予期できないような偶発的なことが起こった場合に対して与えられる。

14.3  もし、シャトルがネットを越えてからネットに絡まったりしたような場合には、サービス中を除いては、"レット"(やり直し )となる。

14.4  サービス中に、レシーバーとサーバーの両者が同時にフォルトを犯した場合などは"レット"となる。

14.5  サーバーがレシーバーが準備が出来る前にサービスをした場合には"レット"となる。

14.6  プレー中にシャトルが壊れてベースとその他の部分が完全に離れてしまった時には、"レット"となる。

14.7  線審が見えなかったり、審判が判定をできなかった場合は、"レット"となる。

14.8 サービスコートエラーの後、’レット’になる場合がある。(12.3参照)

14.9  レットになった場合、14条が適用される場合を除いて、最後のサービスはカウントしないで、プレーヤーはサーブをもう一度し直すこととなる。


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15. インプレーでないシャトル


 次の時、シャトルはプレー中でないと見なされる:

15.1  ネットに当たって、そこに留まるか、ネットのトップに引っかかってしまった時、

15.2  ネットやポストに当たって、ネットに当てたサイドのコート面に落ち始めたとき、

15.3  コートの表面に当たったとき、 or

15.4  「フォルト」や「レット」が取られたとき。


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16. プレイの続行, 不謹慎行為, 罰則


16.1 プレーは、16.2項および16.3項に許される場合を除いては、最初のサービスから試合が終わるまで、続けて行われなければならない。

16.2 第1ゲームと第2ゲームの間では90秒を越えない範囲で、また、第2ゲームと第3ゲームの間では5分を越えない範囲のインターバルが、以下の条件の全てにおいて全てのゲームに許される。

16.2.1 国際競技大会;

16.2.2 IBF公認の大会、そして

16.2.3 その他の全ての試合(但し、その国の協会がそのようなインターバルを許可しないという決定を前もって公表していなかった場合)

(テレビ放映される試合では、審判は試合の前に16.2に示されるようなインターバルを義務的な条件としたり、固定された間隔で行うようにしたりすることができる。)

16.3 プレーの中断

16.3.1 プレーヤーの責任外の状況で必要な際には、主審は自らの判断で必要であると思われる間だけプレーを中断してもよい。

16.3.2 特別な状況下では、プレーを中断するために主審は審判員に指示してもよい。

16.3.3プレーが中断される場合、それまでのスコアーはそのままで、プレーはそのポイントから再開される。

16.4 どのような状況でも、プレーヤーの体力を回復するためや風の状態を戻したりするためにプレーを中断してはならない。

16.5 アドバイスおよびコートからの離脱

16.5.1  18.2項および18.3項に許されるようなインターバルを除いては、プレーヤーは試合の間、アドバイスを受けることは許されない。

16.5.2 試合の終了時を除いて、プレーヤーは主審の同意なしでコートを離れてはならない。

16.6  主審はプレーの中断についての唯一の判断者である。

16.7 プレーヤーは以下の行為をしてはならない:

16.7.1  プレーを故意に中断するような行為;

16.7.2  シャトルのスピードを故意に変えるような行為;

16.7.3  不快な態度の行為;あるいは、

16.7.4  バドミントンのルールに特に規定されていない違法行為

16.8  審判は、16.4、16.5、あるいは16.7項についての違反を、以下に従って管理しなければならない。

16.8.1  過ちを犯したサイドに警告を出す。

16.8.2  既に警告されている場合、過ちを犯したサイドのフォルトを取る。あるいは、

16.8.3  甚だしく腹をたてたり、違反をし続けたりした場合には、違反側のフォルトを取り、資格を剥奪する権限を持つ審査員にすぐに違反側を通告する。


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17. 競技役員とアピール


17.1  審判長はトーナメントやその一部で試合が行われる競技会全般の管理をするものとする。

17.2  指名された審判員は、試合やコート、そのすぐ周りの管理を行うものとする。審判員は競技役員(審判長)に報告を行うものとする。

17.3  サービスの判定員は、サーバーによってサービスフォルトが起こされた場合、そのサービスフォルトをコールする(9項)。

17.4  線審はシャトルが「イン」か」アウト」かを示す。

17.5 審判員の決定はその責任範囲の対象の全てのポイントに関し、最終決定となる。

17.6 審判員(アンパイヤ)は、:

17.6.1  バドミントンのルールを適用し、行使する、とくに「フォルト」や「レット(やり直し)」のどちらかが起こった場合には、プレーヤーのアピールに寄らないで、これをコールする。

17.6.2  疑義が次のサービスが始まる前にされた場合は、どのようなものでもそれに対し決定を与える。

17.6.3  プレーヤーおよび観客に対して、試合の進展がわかるように情報を伝える。

17.6.4 競技役員(審判長)と相談してサービスジャッジまたは線審を任命または解任することができる。

17.6.5 他のコートの審査員が指名されていない場合には、彼らの義務として、それが行われるように手配する。

17.6.6  指名された審査員が見えないときには、審査員の義務を遂行するか、或いはプレーを中断(レット)させる。

17.6.7  競技役員(審判長)に16項に関連する全ての事実を報告する。 そして、

17.6.8 規則に関わる疑問については、不満なアピールを全て競技役員(審査長)に取り次ぐ。(そのようなアピールは次のサービスが始まる前にされなければならない。あるいは、ゲームの最後ならば、アピールをする側がコートを離れる前にされなければならない。)


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  スポーツに戻ります.