2000/09/07 |
平成12年 9月定例会
◆(羽場頼三郎君) それでは,本日の最後の質問に入りたいと思います。僕は3時に全部終わるかと思ったんですが,ちょっと休憩が入りましたので,一息入れまして。
先ほど横田議員の質問の中に,今までいろいろ私が考えていたことと共通の問題がありました。特にペットボトルについては,市長の答弁をお聞きいたしておりますと,私の考えとほとんど同じだなという感じがいたしました。(発言する者あり)特にごみの問題では,非常に前向きに考えていらっしゃるということはよくよく承知をしておりまして,大変評価をしているところでございます。そういう意味では前の市長と同じじゃないかなと思いますが……。(笑声)
太陽光発電につきましては,先ほどありましたが,これは何かちょっと消極的だなという感じがしました。建設コストだけを考えて,物事を考えちゃいけないんで,やはり将来を見越して,地球全体のことを考えながら,その地球の中にある岡山市ということについて考えを及ぼすということからすれば,太陽光発電をもっと積極的に進めていくことは非常にいいことじゃないかと思いますね。
以前,亀井議員もそういうことを提唱されておりましたけれど,今給食センターに設置されていたり,市内公園の中とか,それから児島半島にある公衆トイレにも使われていたり,いろいろ使われているんですよ。で,非常にいいことなんで,さらに積極的に進めていただきたいなという願いを持って質問をお聞きいたしておりました。
それでは,私の方の質問に入らせていただきたいと思います。
緑の保全と樹木の伐採についてということでありますが,私はこの表題を,「エノキの受難」とかというふうに変えたらどうかなと思いながら質問させていただこうと思います。
今,市は緑の保全計画を策定中でございます。大変これも結構なことだと思います。同時にまた,基本的な考え方をまとめるだけじゃなくて,具体的に,どうやって緑を守るかということについて,ちょっと私は提案を含めて質問をさせていただこうかと思います。
計画の趣旨の中にも,都市において一度失われた緑の回復には多大な時間と労力を要するというふうに書かれておりますが,その意味からも,一本一本の木をちゃんと大切にしていくという,そういう市のルールというものが必要なんじゃないかなと,このように私は考えております。特にこういうふうに考えるに至った直接の動機というのは,ことしになりまして西川沿いのある木が根元からばっさりと切られたんですね。樹齢ですが,推定で15年から20年ぐらいじゃないかと思われるんですね。枝をよく張ったその木の高さがおよそ5メートルぐらいでしょうか,木の種類はエノキだったんですね。
これがなぜ切られたのか,ちょっと調べてさせていただいたんですが,私がお聞きしたところによりますと,地元から,この木の枝が道路の方に張り出しており,少し刈り込んでもらいたいという要望が出たんですね。
市の方はその要望を受けて,業者の方にこの仕事を出した。業者は「はい,わかりました」と言って現地に行ったんです。そこまではよかったんですけれど,現地に行ったところが,だれかということは私はよく知らないんですけれど,その木が,そうやって伸びて,1本ぐらいあってもどうってことないんじゃないか,というふうに言ったかどうか知りませんよ。細かい会話は知らないんですが,枝を少々切るぐらいだったら,すぱっと切ってくれと,そうしたらその後葉っぱが落ちただの,枝が伸びただのということはなくなるということになったんではないかと思うんです。地元の方にそう言われてですね,業者が「はい,そうですか」と言って切っちゃったんですね,これを。
それで,あっさり1本の木が切られた。木というのは一,二年で大きくなったりするもんじゃないんですね。やっぱりこれみたいに5年,10年,長ければ本当何十年という自然をつくっているわけです。自然そのものなんですね。
先ほどもちょっと地球の温暖化の話がありましたけれども,樹木というのはCO2を入れて酸素を吐き出すという非常にありがたい役目をしているわけで,我々人間にとっては,本当にそういった緑が大切だということは私が言うまでもないと思うんです。こういうふうにあっさり切られてしまう木というのが,出てくるというのは非常に問題だと思います。
何年もかかって生えてくるわけですから。切ってしまえばそれでおしまいなんですよ。ゼロなんですね。
で,実はこれは倉敷の話なんですが,以前倉敷に,「藤戸のエノキ」という大きなエノキがあったんです。恐らくこのエノキの大先輩だろうと思うんですが,藤戸の合戦のころからその木があったかどうかは私も知りませんけれども,その根元の直径が大体3.5メートルぐらいある。地元では信仰の対象になっておりまして,締め縄が張ったりしてあったような,そういう木なんです。これがある日突然に切られたんですね。これは,あの倉敷川を整備するのに,邪魔になるというようなことがあって,何かその近くに銅像を立てるとかなんとかという話もあったらしいですね。あそこは,源平の合戦のころの藤戸の渡しの物語,これはいろんな謡曲にもなったりしているようですが,そういうところにその時代をしのぶ銅像──ただその銅像というのは農民を切った侍の方を立てるというんで,ちょっと地元の反発があったようですが,そういうために切ってしまったんですよね。
このことは県議会でも取り上げられまして,非常に問題になりました。当時は長野知事ですね。その方が,その県議会の答弁はしたんですが,その後か前か,恐らく前だろうと思うんですが,その担当の方を呼びつけまして,大変怒ったそうですね。頭から湯気を相当出したかどうか,私はその場にいなかったからわかりませんが,怒鳴りつけたと。その当時,長野さんといえば,岡山県で最高の権力者ですが,その方が,そうやって怒鳴ってみても怒ってみても,担当者が冷や汗を出してみても,そのエノキは切られてしまったらおしまいなんですよ。そういう意味では,もう何百年もたったこういう木をあっさり切ってしまうようなことにはならないように思うわけです。
で,私も以前質問したことがあるんですが,三重県の方では,切らずの森条例というのをつくったりして,昔から続いている森はもう手をつけないというようなことを決めてみたり,また東京の武蔵野市なんかでは,100年の巨木をとにかく残すんだということで,市の方で指定したりして,いろんな工夫をしているようです。こういったことももちろん大切なんですが,私が今申し上げているように,1本の木をとにかく切らない,そういうルールみたいなものを,ちゃんと市でつくっておく。これは素人考えと言われるかもしれませんが,例えば市が管理をしている木については,切るという……,もちろん切らなくちゃいけない場合もありますよ,緊急の場合にはやむを得ません。台風で倒れかけたとかね。それじゃなくても,またどうしても交通の障害になるとか,まちづくりのためにこれはやむを得ないというときには,その木を切るかどうかということを,どこかで検討するんです。検討委員会をつくるかどうかは別として,どっかの機関で検討した上で,切るものは切ると決めると。
決めたら,その木に札でもつけてですね,看板でもつけて,この木はこういう理由で何月何日ごろ──少なくとも大体半年ぐらい先だと僕は思うんですが,この半年先にはこの木を切りますが,市民の皆さん,それでもいいですかと。こういった看板でも出して,その上で何もないということであれば切ると,こういうようなルールでもつくったら,私はいいのじゃないかなと思います。その辺の,一本一本の木を大切にするという考え方について,市の方のお考えをお聞きしたいと思います。
それからもう一つ,これも多少関連するんですが,次は公園の管理についてお聞きしたいと思います。
これも表題を変えるとしたら,「公園としての管理」というふうに入れた方がいいかもしれません。
御存じの方も多いと思うんですが,東山の峠を越えたところに,湊の大池というのがございまして,これは正式には池の内大池というそうですが,ここが,水質の改善とか,また洪水調節などを目的として大改修をされました。そう日にちはたっておりません。実はこれは大変巨額なお金がかかっておりまして,幾らでしたか,7億5,000万円とか言っておりました。付近の方も,その改修を心待ちにしていたということでございますので,これは非常に結構だと思うんですが,その改修に当たって水辺の空間といいますか,水と親しむような,そういうゾーンをつくろうということで,公園としての整備というふうにお聞きしておりました。新しい公園ですから,私も非常にきれいになったなと思って遠くから眺めておりました。で,最近そこに行ってみる機会がありましたので,直接,その公園の中をつぶさに見てきました。
見てきますと,これは非常に残念なことに,ちょっと荒れているなという感じがしました。午前中に三宅議員の御質問でしたか,落書きの話がございましたが,落書きがかなり,建物の外に何か文字の大きなようなものがずらっと壁じゅう書いてありました。それから,池の中にあずまやがあるんですが,そこのあずまやなども,これは木の書けるところには全部と言っていいぐらいいろんなことを書いてあるんですね。「何とかちゃん何とかだ」とか──まあまあそのことはいいんですが──というのを書いてある。
これを見てみますと,最近の若者たちがどこへエネルギーを発散させているのかよくわかりませんが,そういうせっかくの公園が,非常に残念だなという気がいたしました。
それで,ガラスも割れたままですよね。そしてまた斜面も,かなり掘り起こされているんですね。何で掘り起こされているのかわかりませんが,何か聞いたところによると,犬の散歩に来て,その犬が掘ったんじゃないかとか,また釣りをしている人がミミズを掘ったんじゃないかとか,いろいろ言っていました。そうかどうかは知りませんが,かなり掘られている。
また,木が枯れているんですね。で,5本ぐらいでしたね。枯れてもう撤去したものもありますけれども,枯れたまま立っているものもある。で,先ほどもありましたけれども,本当に木を大切にしなければいけないときに,5本も枯らしてしまうのはどうかなと思いました。確かにことしは暑いんです。8月に入って1回ぐらいしか雨が降っていない。そういうことで枯れたんじゃないかとか,太陽の光が強過ぎたから枯れたんじゃないかとか言われておりましたけれども,やはり木が枯れないような管理というのが私は必要じゃないかと思います。山の木じゃないんですからね。すぐそばに池があって水もあるところですから,そう簡単に枯らしてしまっては,それこそ一方で緑をふやしておいて,そのふやした木が枯れたというんじゃちょっといけないなと思ったんです。
ベンチにしても非常に汚れておりました。せっかくの公園が,市民の方に利用していただくのはいいんですけれども,そういう変な利用の仕方というのがあるのがちょっと残念だと思います。
そこで,私がそこで思ったのは,やはりせっかく公園として整備されたんだったら,それが少なくとも地域に根づくことも必要ですし,また先ほど言った植栽なんかにしてもそうなんですけれども,最初のころはもうちょっと管理を徹底されたらどうかなというふうに思ったわけです。
で,何でこうなるのかなといろいろ原因も考えられるんですが,1つは,ここが本当に純粋の意味での公園じゃない。河川の一部だという位置づけがあって,これは国の縦割り行政の弊害の一つじゃないかと私は思うんです。ここが公園の一つであって,公園として管理されているんであれば,公園はちゃんとパトロールしているわけですから,そのパトロールを強化するとかというやり方で,常にもうちょっと人の目が届く,少なくとも今申し上げましたように当分の間は,目が届いてきれいな公園が続くと。そういうきれいな公園が続いていれば,その公園を汚すような不心得なことはなくなると思うんです。
そういう意味で,そうした公園としての管理──公園そのものじゃないと言われるものですから,ちょっと私も聞き方が難しいかなと思ったんですが──ということを考えて,今の大池のことに限らず,公園なのか何かちょっとよく……,どう言うんですかね,我々一般的に見りゃ公園だと思っているけれども,実は市としては公園の位置づけじゃないというようなところがあるんです。何か先ほどもございましたけれども,そういうところについて,公園としての管理をちゃんとやられたらどうかなと思いますので,その辺について市のお考えをお聞きしたいと思います。
それから,3番目になります。
最近の新聞なんかを見ておりますと──新聞だけじゃありませんが,有名企業の製品だからといって決して安心できない,そういう時代になっております。名前出していいかどうか知りませんが,Y印と言えばいいんでしょうか。Y印の製品といえば,昔からでありますから,乳製品も非常に安全でおいしいというようなイメージだった。それから,M自動車といえば,堅牢で性能が高いというイメージを我々は持っておりました。
ところが,御存じのように今はもうY印の製品は全くスーパーにありませんね。それから,M自動車の製品にしても,これは運輸省がもう庁用車として使用するのをやめようかというようなことまで言っている。
こういうときこそ,例えば食品の安全性でいえば,地場の野菜なんかが見直されるときだと思います。つくり手と食べ手,つくる側と食べる側の顔が見えるような,そういう食べ物が本当に安心して食べれるなと。大きなメーカーだから安心じゃなくて,つくっている人と食べる人が,あの人が食べるんなら私も本気でつくろうとか,あの人がつくっとる物だったら,それは安心じゃろうと。こういうので食べるのが本当はいいんですけれども,全部が全部そうはいきませんわね。
そういう意味で,今回のような食品の騒動ですね,これはそこだけに限らずいろんなところで,何か一遍に噴き出したような感じで出ておりました。給食に関していえば,そこのそういうメーカーの食品が食材として使われているんじゃないかという,そういう保護者の方の心配もございますので,この辺がどうなっているのか。実は以前にも,給食として出された後で,異臭がするというのでちょっと大騒ぎになった例がございましたね。ああいうこともありますので,市のチェック体制をぜひお聞きしたいと思っております。
順序からいうと,M自動車の方から行きますが,M自動車の製品は確かによかったかもしれないけれども,情報をきちんと受けとめて,それを改善のために使うということができなかったという会社の体質が非常に問題となっております。
で,その問題と直接関連するかどうか知りませんが,きょうの朝日新聞の「天声人語」に非常におもしろい──おもしろいと言うとおかしいんですが,興味深い話が出ておりました。電話代行業の話なんですね。会社が,依頼するわけです。この件については電話をかわりに受けてもらいたいとか,かわりに電話してもらいたいとか言うわけです。頼まれた方はアルバイトを集めて,電話を受けたりかけたりするわけです。
例えば,電話で,「こういう物におかしな物が入っとるじゃないか」と言ってきたら,「いや,まことに済みません。以後気をつけます」という返事をしたり,それから苦情が来ていれば,今度は顧客リストに「恐れ入ります。何々会社でございますが,大変失礼なことに,うちの製品にこういうものが入っておりました」と言っておわびの電話をする。それで,そのおわびをされた方も,大概は「いや,うちは大したことなかったよ」ということだったそうですが,中には,「何じゃ,今ごろ電話をしてきて。上司を出せ」とかというようなことがあり,そういうようなときだけチェックをして会社に報告するということらしいんです。
こういうふうに,本当に会社が,市民の皆さん,消費者の皆さんの声をじかに聞こうということがなくなってきている。そんなことも全部人任せにしてしまっていると。こういうことが,今回のような情報隠しといいますか,消費者の意見に耳をかさないというか,消費者側の情報に非常に鈍感になっているということに関係しているんじゃないかなという気がいたしました。
それを読みながら,岡山市もそうならないように気をつけなくちゃいけないなと。岡山市が電話の代行業を雇うことはないと思うんですが。そういう意味で,そうした情報隠しとか,市民の情報を大切にしないような,そういう会社の体質が問われてきております。そういう意味で,市も,そうした大メーカーの製品を使っておりますから,ここらについて市としてどういうふうに考えているのか。
で,今のM自動車の話でいえば,庁内で利用している自動車がリコール対象になったようなときに,どういうふうに処理をされるのか,その扱いについて教えていただきたいと思います。
そしてまた,今申し上げましたように情報隠しを行っているような企業に対して,市はどういう姿勢をもって臨むのか,これをお聞きしたいと思います。
また,先ほど申し上げました,給食にY印製品の利用というのがどれぐらいあるのか。
また,こういった,食品にどういうものを使うのか,どういうところのものを使うのか,その選択の余地が我々にはあるわけですから,そういう選択はどこでやっているのか。その現場現場でやっているのか,それとも市の一定のところで判断をしているのか。
またいつの時点で,食品を購入するということを判断しているのか,ここらについてお聞きしたいと思います。
以上で1回目の質問を終わらせていただきます。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
◎市長(萩原誠司君) 御苦労さまでございます。
木の件でございますけれども,話を伺って私もちょっとびっくりしているんですけれども,具体的にはもう少し当局で調べてみて,ちゃんとした事後措置の必要があればしたいと思います。実は市内某所で,似たような事件がかつて起こりまして,ちょっと邪魔になるという話が,ばっさりと。本当に全部じゃなかったんですけれども,桜が,枝をほとんどとられて,丸裸になるみたいなことになった事件がありました。そのときには,きちっとその業者の方に話をし,非を認めていただいて,樹木医の指示に基づいて治療をしなさいと。で,薬石効なくもし枯れた場合には原状復活を自分の責任においてしていただきたいということを確認したというケースもございます。
それで,そういう趣旨で,私も羽場さんのおっしゃることに同感なところが非常に多いわけであります。もともと市で持っている木につきましては,おっしゃるように緊急の場合とかいうことは別としまして,その木があることが不都合になった場合においても,ちゃんと,切るよりも,できれば移植をするというのがこれは普通の判断であります。
したがいまして,切るための委員会ということもないんですけれども,いずれにしてもこういった心ない事故が起きないように,きちっと徹底をしていく必要があると思いますので,またそういうことにならんように,樹木を監視する議員として,市内各地からの情報をお寄せいただければと思うわけであります。
以上でございますが,先ほど御質問の中で情報を隠した市なんて言われると,おととしまでの岡山市の下水のことを思い出して,どういう趣旨かなと思って大変つらい思いもございましたんで,つけ加えておきます。
◎財政局長(細見邦雄君) 自動車のリコールについて御答弁を申し上げます。
自動車のリコール情報につきましては,新聞,テレビ等マスコミにより報道されておりますが,通常当該車両の販売会社から連絡を受けて知ることになります。
対応につきましては,自動車販売会社と連携をとり,部品の交換等を行っておるところでございます。
次に,情報隠し等不正,不誠実な企業に対する対応ですけれども,市の指定業者につきましては,市の指名停止基準に照らして適切な措置をとっているところでございます。
ただ,M自動車工業株式会社は指定業者でないため,指名停止の措置はございません。
また,M自動車関連の販売会社につきましては,2社が指定業者となっておりますが,関与の有無等明らかになっていない現時点では,指名停止基準の適用は困難と考えております。
いずれにいたしましても,今回のケースは国や捜査当局において厳正な調査・捜索が行われており,市としても事態の推移を見守る中,適正,厳正に対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
◎保健福祉局長(服部輝正君) 食品の安全性についてお答えいたします。
公立の保育園におきましては,給食の食材は原則的にそれぞれの園で地元の業者から購入いたしております。
お尋ねの牛乳につきましても,2園で購入しておりましたが,今回の食中毒事件の報道を受けて保育課内で検討した結果,保護者の不安の解消という観点から,平成12年7月7日付で,牛乳を含むそのメーカーの製品の利用を控えるよう各園に連絡いたしました。
その結果,該当園でも業者と調整し,1園は7月10日から,もう1園は7月15日以降,お尋ねのメーカーの牛乳は購入いたしておりません。
以上でございます。
◎都市整備局長(西崎日出男君) 池の内大池の公園が荒れている,公園の管理について市はどのように考えているのかという御質問に,お答えします。
池の内大池湖畔公園の管理につきましては,市は植栽及び水質浄化,施設等の管理を行い,周辺町内会で組織する「池の内大池の自然環境を守る会」が月1回の清掃活動を行うなど,市及び地元が協力して美化に努めているところでございます。
一部心ない若者たちによる落書き等のいたずらも見受けられ,非常に残念に思っておるところでございます。この際,利用者の方々に今後一層のマナーの向上をお願いしたいと思います。また先般,東警察署へ夜間のパトロールの依頼を行ったところであります。
今後は,市による夜間(後刻,「昼間」と訂正)のパトロールの強化を図るとともに,地元の方々と協力いたしまして,市民の皆さんに愛される公園として適切な管理をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◎教育長(玉光源爾君) ただいまの御質問でございますけれども,私が7月に中止しておるということを言わなかったものですから,失礼をいたしました。
7月に中止をしておりまして,9月中旬には回復するのではないかなというふうに思っております。
よろしくお願いいたします。(発言する者あり)
◆(羽場頼三郎君) (「時間いっぱいやれ」等と呼ぶ者あり)済みません。
いや,今都市整備局長が訂正されたもんですからね,私,訂正されなけりゃそれでいいと思ったんですよ。(笑声)いや,本当。夜間もちゃんとパトロールされるということですから,これは安心だなと思っていたんですよね。昼間だけだったら,それはむしろ当たり前の話ですから,せっかくやられるのなら,じゃ逆にね,夜間が何でできないのかというふうにお聞きしたくなってしまいますからね。何か夜間は警察にお願いしたということを言われましたけれど,それだけでいいのかなと。夜間までちゃんとやるということで,それはもう安心してお任せできるなと思ったんです。よく役所の仕事は9時から5時といいますが,9時から5時だけが公園が荒れるわけじゃないんですよ。9時から5時以外のときに荒れる可能性が高いもんですから,もし9時から5時までパトロールしてみて,それでもだめだったら夜間もパトロールしてみるとか,何かそういうところがないと,こちらも安心しておけないので,その辺もう一度確認の意味で所見をお伺いしたいと思います。(発言する者あり)
◎都市整備局長(西崎日出男君) 紋切り調の答弁のように聞かれると思いますけれども,基本的には警察の方に協力をお願いしたいという部分がございます。昼間のパトロールというのは,他の地区よりも重点的にパトロールしたいという思いが私どもにあります。夜間等についても適宜の判断で考えておりますので,御理解いただきたいと思います。
2000/09/07 |