<その5:有効数字(ゆうこうすうじ)という考え方>
 
 



 有効数字 : 「10」   は有効数字は2ケタ、
           「10.0」 は有効数字は3ケタ」という。

 (有効数字というのは「信頼(しんらい)してもよいケタ数」という意味なのだ。)

 
 
 
 
@たし算 (ひき算も同じ。)
  
    7.89  + 54.321
   =7.890 + 54.321 
教科書の小数の計算では上記のように考えて計算する事にしていた。
でも、実社会(じっしゃかい)ではこのような計算をする事はめったにない。
 
たとえば 
「 7.89 (m)」巻き尺(まきじゃく)で測(はか)った長さで有効数字3ケタ
「54.321(m)」はレ−ザ−光線を用いた側距儀(そくきょぎ)測った長さで「有効数字は5ケタある。」という。  
この時、巻き尺の測定のほうが荒(あら)いのでそのままたし算する事はできないのだ! 
(だって、巻尺での測定では1cm以下はよくわからないのに1mm単位まで正確な側距儀のデータを加えても1cm以下の数字は正確なものにはならないからなのだ。)
でも、どうしてもたし算しなければならない時などには、実際(じっさい)にはこのようにしている。 
  
この場合有効数字は小数点以下(いか)2ケタである。などというのだ。
 
 
 

 
 
 
Aかけ算/わり算
 
たとえば
「 7.89 (m)」 有効数字ケタ。(巻き尺)
「54.321 (m)」  の有効数字ケタ。(レ−ザ−測距儀)  
この時、巻き尺の測定のほうが荒いのでそのままかけ算する事はできないのだ! 
(かけ算だから面積などの計算の時だね。巻尺での測定では1cm以下はよくわからないのに1mm単位まで正確な側距儀のデータを掛け合わせても1cm2以下の数字はどうしても正確なものにはならないからなのだ。)
でも、どうしても計算しなければならない時などには、実際(じっさい)にはこのようにしている。
 
(1)かけ算
        (計算結果 の有効数字を荒い数字(この場合には7.89)のケタ数(3ケタ)にあわせておくのだ。)
 
  7.89×54.321=428.59269 四捨五入する)
        =429 (m)    (有効数字を3ケタにした)
 
  
(2)わり算
        (かけ算と同じで、計算結果 の有効数字を荒い数字のケタ数(3ケタ)にあわせておくのだ。)
 
  54.321÷7.89=6.884790  (アタマから4ケタめを四捨五入する。)
        =6.88         (有効数字を3ケタにした)
 
 
 
このような場合には有効数字は3ケタである。などというのだ。
(「アタマから3ケタだけが信頼できる数字だ」という意味なのだ。)
  

 
 ほんとの事をいうと.....
 巻き尺で測った距離を側距儀(そくきょぎ)でもう一度測りなおして、
 「有効数字を5ケタ」にそろえて計算するのが、もっともくわしくていいよね。
 
 
 ほんとの事をいうと.....
 下の例の数字もだいたいの値(あたい)で、ほんとうは、もっともっとくわしく測定されている。
 ここで示した値は有効数字でいうとこのようになります。

 (例1)地球と月との距離  : 3.81639×108   (m)     ケタ)
 (例2)電子1個の重さ    : 9.109558×10-31 (kg)    ケタ)
 (例3)光の速度       : 2.9979250×108 (m/秒)  ケタ) 
  

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