2.音の伝搬の性質を捕まえる。(ドップラ−効果)
 
 

ドップラ−効果による音の聞こえ方の変化は上の数式で表される。
 
この方程式に
  f=1000  (Hz:ヘルツ)
  V=340   (m/秒)
    .
   u=20    (m/秒)  .
を代入して計算すると、
聞こえる周波数 f(Hz)は

(近づく時)     (遠ざかる時)

 
 
救急車の音は  近づく時:およそ 1063(Hz)
遠ざかる時:およそ  944(Hz) に聞こえるはずだ!
 

              *** ちょっと ひとやすみ ***

 <天文学への応用>
   光も音のような波である性質がある。元素はそれぞれ特定の波長の光を発しているが遠ざかっている天体は
   その波長がドップラ−効果によって少し長めになって観測される。
   この事から逆に遠ざかっている星の速度を知る事ができるのだ。
   (ドップラ−シフトと呼ばれている。音にたとえていうと少し低い音になって聞こえるのだ。)

 <電子工学への応用>
   警察官の力強い味方「スピ−ド違反取り締まりレ−ダ−」はこのドップラ−効果の原理を応用しており、
   速度違反車両の検挙に威力を発揮しているのだ。

 <ジェット戦闘機の開発のころの話>
   60年ほど前にジェットエンジンが発明された。航空機は飛躍的にスピ−ドアップが可能になってきた。
   でも最大の難関は航空機の速度と音の速度とが同じになった時、航空機の前には圧縮された音が壁のように
   存在する事になり、航空機はこの「音の壁」を突破できないだろうといわれていた。
   (でもいろんな人達の努力で克服する事ができたのだ。)
 

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