• その８

ボビンガルート第２弾！
本日は、B&W Matrix801 を PowerEngine x2 とノーチラスプリアンプ(特注オリジナル)で駆動されているＥ氏のお宅へ。
オーディオルームは２階（約８畳）ですが、クライアントから絶大なる信頼を得ている我々としては、これくらいの重さは２階だろうと３階だろうとへっちゃらです。

さっそく２階へ運び上げ、梱包を空けた瞬間、｢うわ〜 仕上げの良さは抜群ですね。特に塗りの良さと、この木目がなんともたまんないですね。 ギャラリー試聴室で NIRO と ボビンガルート のマッチングで聴いた瞬間、これしかない！と思いました。やっと今日、あの感動を今ここで聴けるのですね。嬉しくて嬉しくて。｣ とＥ氏は子供のようにはしゃいでいました。

いつものようにセッティングを…と思いきや、今日は、片側だけ先にボビンガをセットし、左右で聴き比べてみるということに。 さっそく特製ＦＬＢとＲＬチップを駆使してセッティング、いよいよ比較の音出しに…。

Ｅ氏曰く「はっきり言って大ショック(もちろんいい意味)です。以前の音が聴けなくなるほど変わるとは…。 低域のエネルギーなんか、まったく比べ物にならない。もう以前の音には戻れませんね。」

ここでさらに片側もすばやくボビンガでチューニング。今度はペアで揃ったところで本当の音出し。

｢やはり凄い、凄すぎる。以前の音でも自分の世界を越えてしまっていると感じていたが、今回はむしろ自然と言うか、出てくる音がとても気持ちが良くて、身体中に鳥肌が立ちました。 実は、Nautilus801 が発売されてから、どうしても旧タイプという Matrix801 が気になっていたのですが、今回のチューニングで、もう全く気にならないどころか、この部屋でましてや２階という条件下では、あの大きさ・重量を考えると、かえってこちらの方がバランスがとれていて良いと思いました。｣

玄関先まで見送ってくれたＥ氏の表情は、嬉しさのあまりに始終ほころびっぱなしでした。