![]() 右 赤いトランクスがツニャカオ |
1R、ツニャカオの鋭い右ジャブがセレスの顔面を襲う。 ツニャカオのガードは低いがスピードがあるため、クリーンヒットはなかなか与えられそうにない。 2Rにはセレスはガードしたものの、チャンピオン ツニャカオの左ストレートで吹っ飛ばされる。パンチ力の違いは明らかであるようだ。 3Rにはセレスがツニャカオをロープへ詰めるシーンも見られるが、ツニャカオのクリーンヒットの数が上回る。 前半は明らかにチャンピオンペースだ。 |
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中盤に入り、セレスが接近戦に持ちこむシーンが増える。ツニャカオもチャンピオンの矜持を賭けて迎え撃つ。 前半の展開からツニャカオの懐に入り込むのは至難の技かとも感じられたが、さすがは歴戦のセレス、フェイントを混ぜながら距離を詰めて行く。 細かくボディを叩くセレス。ツニャカオは接近戦を嫌がって、頭からぶつかり返し6Rに減点1を与えられる。 |
![]() セレスが接近戦に持ち込む |
![]() パンチ力ではツニャカオが上回る |
試合はセレスの攻勢が目立つまま、後半へ。 9Rにもツニャカオが露骨に頭からぶつかっていき、再び減点1を取られる。 しかし、チャンピオンの反撃が始まる。ツニャカオのパンチで度々、セレスはロープに詰まり集中打を浴びる。 ダウン寸前まで追いこまれながら、からくもクリンチで逃げるセレス。中盤のポイントを信じて、セレスは耐えた。 最終ラウンドには勝利を確信したのか、ツニャカオは足を使って深追いしない。結局、セレスが追いまわすなか、ゴングとなった。 |
![]() 判定の結果はドロー |
判定の結果は115-113, 113-115, 113-113の三者三様のドロー。 発表された後で集計し直しているのが見えたので、判定が変わるか、とも思ったが、集計に誤りはなかったことが確認されたとだけ発表された。 後に、ツニャカオの勝利と採点していた韓国のジャッジが誤ってセレスでなくツニャカオにつけてしまった、と申し出ていたことが分かった。 つまり、セレスが2-0のスコアで判定勝利していた筈であったのだ。 しかし当然ながら判定は覆らず、セレスは会心の試合を見せながら、王座には届かなかった。 |
![]() うなだれるセレス |
![]() 右 ダウンを取ったユウジ・ゴメス |
連続1RKOの日本記録に並ぼうとするユウジ・ゴメス。 これまでの戦績は9戦9勝(8KO)。 高校時代は全米パワーリフティングのジュニアチャンプで、昨年の全日本フェザー級新人王。現在、日本フェザー級5位にランクされる新鋭である。 これまでと違い、1Rから強引に距離を詰めてパンチを振り回して倒しにかかるゴメス。 逃げ腰となった相手は一度は立上がったものの、2度目のダウンで試合終了となった。 |