あいたん村 奮闘記  <風呂作り> 田舎暮らしの重要アイテム:風呂

 平成19年10月現在、お風呂は仮設のユニットバスです。シャワーも使えますし、隙間風が入りますが、なかなか快適なお風呂です。追い炊きが出来ないので、貴重な水がもったいないのです。翌日の洗濯に使いますので、そのまま捨てる事は無いのですが、そろそろきちんとしたお風呂の構想を固めたいと思います。(構想の過程が結構楽しくて、過ぎてしまうと忘れてしまいます。この時期から記録に残しておきましょう)

 平成20年1月13日〜4月9日(実働2週間?) 材料費約15000円  桧風呂の風呂桶自作
いただいた人工大理石?の浴槽を使っての浴室を作ろうと思っていたのですが、どこにでもある浴室と浴槽では意味が無い?本当に心地よい風呂に入る事を楽しめる風呂を作りたい。それが5年や10年の寿命であってもよいのです。但し、追い炊きは必須要件なんです。一人で入りますし、貴重な山水ですから何回も沸かして使いたいのです。その為には給湯ではなく、追い炊き。 出来れば灯油との兼用が出来て、保温性のよい釜なら長時間の保温も可能です。と言う事で、桧の浴槽を自作する事にしました。昨年仕入れた材料をカットしてカンナ仕上げして、組むための溝加工を開始します。 久しぶりに手押しカンナの刃を研磨したらこれが切れるのなんのって!驚きです。
  
 材料は知り合いの製材屋さんにお願いして桧の正目、なるべく節の無いもの(生きはOK)を揃えていただきました。厚さは30mmで粗切りしたものです。これを仕上げたら約25mm程度になりました。もうちょっと厚くても良かったと思います。全てのつなぎは本サネ加工してあります。深さは約15mmで溝の中にしっかりシリコンを入れました。特に底板は伸縮を吸収しないといけませんので、伸びしろを5mmづつ2箇所も作りましたが、誰かさんの意見では多すぎだ〜とか? 
    
 
一応、形になりましたが、追い炊き用の穴加工と排水口の穴加工は実施に設置してからでないとできません。と言う事は浴槽を有る程度形にしないと位置合わせもできないのです。と言う事で、現在(4月9日)は浴室の造作中です
      

 浴室は2008年2月から5月まで4ヶ月の長丁場でした。インターネットや雑誌などでイメージを作りながら、ほぼイメージに近いものができました。浴槽との位置決めも必要ですし、ボイラーも関係してきます。給排水も事前に考えておかなければなりません。分かっているつもりでも、都度、壁に突き当たります。これをクリアーして行くのが楽しいのですが、桧浴槽の耐久性や浴室内壁のカビ発生具合などは使ってみないと分かりません。このまま綺麗な状態でとっておきたい程ですが、メンテナンスにてなんとか10年間使ってみたいと思います。